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「柴田法則」個別銘柄分析1月第5週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析1月第5週

2011/1/31
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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6590 芝浦メカトロニクス 東証1部

1月25日の決算発表で、2010年4-12月期の連結決算は、最終損益が21億円の赤字(前年同期28億円の赤字)となりました。4-9月期の時点では黒字転換していましたので、10-12月期に再び採算が悪化して赤字に陥ったことになります。会社側は11年3月期通期の連結最終損益を4億5,000万円の黒字としていますが、不透明だとして売りが膨らみました。

チャートをみると、2008年6月25日の687円の高値からリーマンショックを受けて暴落し、2009年2月24日に234円で底打ちしました。そのあと、2009年6月8日の472円まで上昇して再下落となり、2009年11月25日に244円で二番底の形となりました。ここから2010年6月16日の508円まで上昇し、ここをピークに急激な円高進行を受けて大幅下落となり、2010年11月2日には242円とスタートラインまで戻ってしまいました。

円高一服や2011年3月期の黒字転換期待から反発し、今年1月7日には253円の戻り高値をつけてもみあっていましたが、1月25日の期待ハズレの発表で売転換出現となりました。この高値圏でのチャートの形は2010年12月17日の343円、今年1月7日の353円、1月25日の337円と三尊天井の形となっており、2010年12月27日の303円を終値で切ると三尊天井が確定し、調整に時間を要することになります。

芝浦メカトロニクス

8184 島忠 東証1部

1月13日発表の2010年9-11月期の単独決算で「粗利益率が低い」ということで大きく売られましたが、業績の改善方向は続いており、大きく崩れることはないとの見方が多い。

チャートをみると、2008年4月16日の3,110円の高値から下降トレンド(A)を形成し、2009年3月12日に1,411円で底打ちとなって戻り相場となり、下降トレンド(A)を上に抜けて2009年9月24日には2,375円まで上昇しました。この高値圏でもみあって2009年10月19日に2,370円のダブル天井をつけて下落となりました。その後の動きは、2009年3月12日の1,411円を安値とし、2009年10月19日の2,370円を高値とする三角保ち合い(B)となっていましたが、2010年10月14日の1,501円を安値に反発となりました。

三角保ち合いの中で、2010年8月6日の1,533円、2010年10月14日の1,501円と二点底となって反発し、2010年12月7日の1,789円で買転換となって三角保ち合いを上放れした形となりました。今年1月13日に1,991円まで上昇したあと、もみあいとなって1月25日に1,878円で短期の売転換出現となりました。強弱感が対立しており、信用取り組みは0.31倍ですので、大きく下げればリバウンド狙いとなります。

島忠

7011 三菱重工 東証1部

2010年12月8日の四季報速報では、2011年3月期は会社計画を上回る営業増益見通し。会社側は円高要因で慎重だが、火力発電プラントや肥料プラントの採算改善、フォークリフトや車用過給機などの赤字縮小。

チャートをみると、2008年6月6日の607円の高値から下降トレンド(A)を形成し、この中で2008年10月27日の276円の安値から反発となって下降トレンド(A)を上に抜け、2009年1月7日の430円まで上昇しました。しかし、ここを戻りのピークに、2009年6月12日の423円、2010年4月2日の397円と上値を切り下げる展開となり、下値では2009年2月20日の267円、2009年11月27日の272円、2010年11月2日の277円と緩やかに下値を切り上げる展開となり、大きな三角保ち合い(B)を形成しています。この三角保ち合い(B)の中で、2010年11月2日の277円を安値に上限を試し始めたところです。

三菱重工

6999 KOA 東証1部

今年1月25日の決算発表で、11年3月期通期の業績見通しを純利益前期比△99%の24億円、年間配当16円(前期11円)と公表。材料高などの圧迫要因をデジタル家電向け部品の販売増で補う。予想の範囲内として目先は材料出尽し。

チャートをみると、2008年10月10日に393円で底打ちとなり、2008年12月1日の500円まで反発して再下落し、2009年2月13日の411円、2009年3月13日の415円とダブル底を作って上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2010年4月30日には1,132円の高値をつけ、2010年9月1日の744円まで調整し、この水準でもみあって2010年10月12日に748円のダブル底を作って再上昇を開始し、今年1月4日に1,061円の戻り高値をつけました。このあと高値圏でもみあっていましたが、今年1月25日の決算発表を受け、目先材料出尽しとなって1月26日の960円で短期の売転換出現となっています。現在は、2010年10月12日の748円からの短期の上昇トレンド(B)の中にあり、下げても900円水準くらいまでと思われます。三分の一押しで957円ですので現時点の水準ですが、二分の一押しは905円となります。三分の一押しと二分の一押しの同じくらいで止まる可能性が高いと思われます。これも為替の円安次第なところがあります。リスクを少なくする人は、二分の一押し水準以下を待ち、下げなければ諦めるということになります。

KOA

8002 丸紅 東証1部

11年3月期は資源価格の上昇や、紙・パルプや鉄鋼の市況改善で最終増益の予想となっています。2010年11月3日にFRBが第2弾の金融緩和を決定したことで資源関連株が買われ、それに対応して大手の商社株が買われてきました。

チャートをみると、2009年3月12日の265円を安値に上昇を開始し、2010年4月15日には604円の戻り高値をつけて短期の下降トレンド(D)となって2010年8月27日の428円まで調整しました。ここから過剰流動性相場を受けて商品市況が活況となったことで一本調子の上げとなり、2010年11月3日のFRBの第2弾の金融緩和策決定のあとは、2010年4月15日の604円を突破する動きとなって、今年1月20日には640円の昨年来高値更新となりました。目先は、過熱感から一服していますが、昨年の高値である2010年4月15日の604円を突破し、アメリカの金融緩和が今年の6月まで実施されるとすれば、過剰流動性から商品市況は調整を入れながらも、まだ上昇する可能性が高く、商社は資源関連株として再び買われてくることになります。押し目買い有利の形と考えられます。

丸紅

 

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