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「柴田法則」個別銘柄分析1月第4週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析1月第4週

2011/1/24
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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9983 ファーストリテイリング 東証1部

1月14日の会社四季報では、今期は前期の反動で従来予想通り2ケタ営業減益、1月以降既存店回復なら減益幅縮小もとなっています。

2009年からのチャートの動きをみると、2009年9月2日の10,340円の安値から本格的な戻り相場となり、2009年11月17日の18,030円、2009年12月30日の17,920円とダブル天井のような形となって2010年2月8日の13,830円まで下落しました。ここから反発するものの2010年3月18日の16,980円が戻り高値となって下降トレンド(A)を形成し、2010年10月21日には全値押しとなって10,360円と2009年9月2日の10,340円に対するダブル底となりました。ここから急反発となって下降トレンド(A)を上に抜いて2010年11月24日には13,960円の戻り高値をつけました。この2010年11月24日の13,960円の高値をつけて以降、今期と来期の業績悪化懸念を織り込む下げとなり、今年1月13日には決算開示延期と伝わると後場急落となって11,990円まで売られました。しかし、決算発表で悪材料出尽しとなって大幅反発となっています。チャートの形からは中途半端な位置にあり、1月4日の13,240円を抜けると2010年11月24日の13,960円を目指すことになりますが、業績回復がハッキリしない間は14,000円台からは上値は重い形と思われます。1月4日の13,240円を抜けずに、再度下げて1月13日の11,990円に対する二番底のような形となれば、買い有利と考えられます。

ファーストリテイリング

6758 ソニー 東証1部

2010年12月24日の会社四季報では、11年3月期3期ぶりに最終黒字の見通し。12年3月期はスマートフォンやデジタルカメラ向けCMDSの増益計画もあり、増益見通し。

チャートをみると、2009年2月24日の1,491円を底値に、2009年6月8日に2,800円まで上昇し、2009年7月13日に2,145円まで押し目を入れたあとは、ここを安値に上値を2009年10月30日の2,830円とするボックス相場となりました。このボックス相場(A)の中で、2009年12月1日の2,250円を安値に本格上昇となり、2010年3月23日に3,645円まで上昇しました。

その後、急激な円高を嫌気して本格調整となり、2010年7月6日の2,258円まで下落する全値押しとなりました。ここを一番底に、2010年8月3日の2,803円まで戻したあと、2010年9月1日の2,338円まで下げて二番底を作り、上昇トレンド(B)を形成して2010年8月3日の戻り高値2,803円を突破して、2010年12月2日に3,090円の年初来高値更新となりました。しかし、円安一服からもみあいとなったあと、今年1月14日に2,941円で短期の売転換となっています。今回、輸出関連株の戻りの代表株で先駆けて上昇していたことで、軽い調整となるところは押し目買い有利と考えられます。

ソニー

4539 日本ケミファ 東証1部

2010年10月26日の決算発表では、2011年3月期の純利益は、株式の評価損を計上し、従来予想より1億円下方修正して5億円とする。ただし、経常利益は従来予想を2億円上回る。後発医薬品は政府の普及策で拡大続く。

チャートをみると、2008年1月24日の614円の高値から下降トレンド(A)を形成し、この中で2009年8月26日の368円の高値から12月3日の223円まで下げて底打ちとなり、ここからの反発で下降トレンド(A)を上に抜けて2010年6月11日の356円まで上昇しました。再下落となって2010年10月29日の229円で二番底(ダブル底)をつけて2010年12月9日に278円で買転換出現となりました。下値ではダブル底の形、上値では緩やかな下降ラインを形成していますので、当面は330~350円が上値抵抗ゾーンとなります。医薬品関連はディフェンシブ銘柄として、日経平均の上昇後の一服したところで買われてくることが考えられます。

日本ケミファ

7988 ニフコ 東証1部

2010年10月23日の決算発表では、2010年4-9月期連結純利益最高益更新し、11年3月期通期は従来予想を10億上回り、前期比△57%の70億円前後の見通し。2010年12月9日には海外勢と取引拡大報道で2010年12月15日に2,384円の高値更新。自動車用ファスナー主力で12年3月期はアジアが一段と拡大予想です。

チャートをみると、2009年2月2日の718円で底打ち後、上昇トレンド(A)を形成し、2010年3月8日の2,212円でいったんの高値をつけました。そこから調整となって上昇トレンド(A)を下に切り、2010年5月27日に1,789円の安値をつけ、緩やかな上昇トレンド(B)に移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2010年10月12日の1,889円を安値に上放れとなり、2010年3月8日の2,212円を上に抜けて2010年12月15日には2,384円の年初来高値更新となりました。ここで好材料を織り込んで目先材料出尽しとなって反落し、2010年12月20日には2,207円で売転換となりました。先駆して上昇後に調整となっており、信用倍率は0.49%ですので、買い有利と考えられます。

ニフコ

8613 丸三証券 東証1部

今年1月17日の会社発表で、手数料収入の減少で4-12月期の最終赤字2億3300万円になったと発表。すでに、2010年11月3日の時点で4-9月期の連結最終赤字2.97億円と発表済み。

チャートをみると、2008年10月28日の367円、2009年3月10日の372円とダブル底のような形から上昇し、2009年6月15日に678円の高値をつけ、2009年8月3日には662円と二番天井となって調整入りとなりました。2009年11月25日の463円の安値から2010年4月7日の594円まで戻すものの、急激な円高を嫌気して日本株式が調整を続けたことで、下降トレンド(A)を形成し、この中で2010年11月1日の397円まで下げて当面の底打ちとなりました。円高の一服から日経平均も戻りを試したことで証券株全体が買われ、この株も2010年12月17日に534円まで上昇しました。

その後は、決算発表の赤字を嫌気し、今年1月14日には494円で短期の売転換となりましたが、悪材料はほぼ織り込んでいると思われます。今後、出来高が増加してくると、株式手数料も回復してきますので、調整が大きいほど買い有利と考えられます。

丸三証券

 

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