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「柴田法則」個別銘柄分析1月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析1月第3週

2011/1/17
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7701 島津製作所 東証1部

11月10日発表の2010年4-9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.3倍の27億円。デジタル家電の需要回復を受け、半導体に使う産業機器事業が好調。11年3月期の純利益は従来予想を5億円引き上げ△44%の88億円を見込む。

チャートをみると、2008年6月6日の1,204円を高値に下降トレンドを形成し、この中で8月11日の1,092円の高値からリーマンショックを受けて暴落となり、10月28日の510円で一番底をつけ、11月14日の783円まで自律反発後再下落となって2009年1月15日の512円でダブル底の形となりました。ここからは大きな上下動となって緩やかな上昇トレンド(A)を形成しています。この中で、2010年4月27日の808円で戻り高値を更新し、急激な円高を受けて8月25日の564円まで下落し、ここから10月8日の684円まで反発して11月1日の600円まで押し目を入れ、11月10日に673円まで上昇し、もみあいとなって三角保ち合い(C)となっています。8月25日の564円と11月1日の600円を結ぶ短期の上昇トレンド(B)にサポートされており、上放れる可能性が考えられます。

島津製作所

7974 任天堂 大証1部

2011年3月期は、ハードの2本柱の「DS」と「Wii」が失速。円高が想定以上で営業減益幅拡大し、通期予想を大幅に下方修正。12年3月期は「3DS」が業績回復の柱に。2月26日発表予定の「ニンテンドー3DS」の予約受付の数字などに良い材料が出ると上昇の可能性も。

チャートをみると、リーマンショック以降の調整も2009年12月4日の20,140円でやっと底打ちし、2010年4月5日の32,950円まで急騰となりました。しかし、今度は高値圏でもみあって4月26日に31,750円をつけたあと、急激な円高を受けて6月9日の23,870円まで急落となりました。ここから6月21日の29,320円まで反発したあと、下降トレンド(A)を形成しています。この中で、2010年10月13日に20,180円をつけて2009年12月4日の20,140円に対するダブル底のような形となり、11月15日に21,360円で買転換出現となって12月24日に24,670円まで戻しました。ここで下降トレンド(A)の上値斜線にあたって1月5日に22,870円で短期の売転換となっています。ここは押し目買いのタイミングと思われます。

任天堂

7984 コクヨ 東証1部

12月9日の四季報速報では、オフィス家具は低調。文具も法人弱いが個人向けヒット複数。アジア生産比率高より増益。11年12月期はオフィス家具、文具が法人向け底打ち。

チャートをみると、2008年9月8日の955円の高値からリーマンショックを受けて急落となり、10月27日の594円、2009年1月23日の580円で二点底となりました。ここから7月1日の873円まで上昇後、2010年2月25日の657円まで調整して急反発となり、4月26日には917円と戻り高値を更新しました。その後、急激に円高が進んだことで、ここをピークに本格調整となって10月29日には相場のスタートラインに近い602円まで下落し、安値圏でもみあったあと12月6日に680円で買転換が出現しました。12月21日に730円まで上昇しましたが、700円台前半は過去にもみあっているところですので上値重く、日柄調整が必要なところです。

コクヨ

6963 ローム 大証1部

12月8日の四季報先取りでは、スマートフォン向けにダイオード拡大だが、携帯電話向けLSIが下期失速。円高も打撃で営業増益幅縮小。為替差損膨らみ、株評価特損。12年3月期はゲーム向けなどでLSIが巻き返す。

チャートをみると、2008年10月28日の3,500円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で、2009年7月3日の7,130円、2010年4月6日の7,320円と二山を形成し、天井圏で三角保ち合いとなったあと5月6日に6,750円で売転換となって下放れし、急激な円高に伴う悪材料を織り込む形で下値模索となり、8月25日の4,815円、11月9日の4,765円とダブル底となりました。ここから反発となって12月2日に5,260円で買転換となり、下降トレンド(B)を上に抜けて小さな三角保ち合いを作ったあと、1月4日に5,480円で上放れとなっています。為替が円安方向の動きとなれば、本格的な戻り相場が期待できます。ただし、12月20日の安値5,290円を終値で割ると、調整が長引いて4,800~5,500円のボックス相場となる可能性があります。

ローム

8830 住友不動産 東証1部

12月13日の四季報速報では、今期はオフィス賃料低下続き営業益ほぼ横ばい圏。会社側は通期計画を据え置き。

チャートをみると、2009年8月14日の高値2,165円から11月27日の1,366円まで下落後、2,165円を上値の基点、1,366円を下値の基点とする三角保ち合い(A)となりました。この中で、2010年7月22日の1,439円の安値から上昇トレンド(B)を形成し、10月14日には1,902円まであって三角保ち合いをいったん上に抜けました。その後、ここで中段もみあいとなり、11月2日の1,732円まで押し目を入れて11月11日に1,905円まで上昇し、10月14日の1,902円に対するダブル天井を作りました。そして、浅い押し目を作ったあと、この11月11日の1,905円を上に抜いて一段高となり、4月30日の1,957円を突破して完全な上放れの形となりました。ここからは、押し目買い有利の形と考えられます。2009年8月14日の2,165円を突破すれば、中期的には2,500円目標となります。

住友不動産

 

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