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「柴田法則」個別銘柄分析11月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析11月第3週

2010/11/15
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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5201 旭硝子 東証1部

11月5日の発表で2010年12月期の連結純利益見通しを1,200億円と従来予想より100億円引き上げた。最近の年初来株安の一因に価格が下落基調の液晶パネル市況があったが、決算内容で悪材料出尽しとなったという見方から買われている。チャートをみると、リーマンショック後2009年2月23日の413円で底打ちとなって、3月17日に486円で買転換となり、上昇トレンド(B)→上昇トレンド(C)と角度を大きくする上昇となって2010年の5月13日に1,136円で当面のピークをつけました。その後調整となって7月22日の788円まで下落し、8月10日の925円まで反発するものの、再下落となって10月29日に764円の年初来安値となっていました。ここから好決算を期待して反発に転じているところです。10月7日の887円を終値で抜いてくるとろあ買が出現となり、8月10日の925円を試すことになりますが、チャートでは緩やかな下降トレンド(D)を形成しつつあり、これを上放れするのは925円を終値で上に抜いてからです。抜けると1,000円を目指す形になると考えられます。

旭硝子

7762 シチズンホールディングス 東証1部

11月8日に決算発表。4-9月期は営業利益80億円と従来見通しを上回っていたが、通期見通しを据え置いたことで下半期の営業利益を下方修正したことになり、3月期の経常利益も従来予想を10億円引き下げた。ただし、アジア経済の伸びが続けば業績上振れの期待は残っているとされている。チャートをみると、2008年12月19日の301円、2009年2月24日の298円と大底圏でダブル底となって、2009年4月10日の510円まで急角度の上昇トレンド(A)となり、ここを高値にもみあって7月13日の419円まで下落し、緩やかな上昇トレンド(B)へ移行しました。この上昇トレンド(B)の中で、2009年12月1日の481円の安値から急角度の上昇となってトレンド(B)を上に抜け、2010年4月15日の697円まで上昇しました。ここで材料出尽しとなり、急激な円高進行となったこともあって、9月1日には429円の年初来安値更新となりました。円高が一服していることで反発となって、4月15日の697円からの下降トレンドを抜ける9月21日の522円まで上昇しました。再び円高進行となったことで下落に転じるも、10月29日の456円で止まって反発し、11月8日に514円でろあ買が出現して売転換を打ち消したところで11月8日に下方修正となりました。押し目が浅く、次の反発で9月21日の522円を抜くことができれば一段高となり、逆に10月29日の456円を切れば9月1日の429円を試す形と考えられます。

シチズンホールディングス

7011 三菱重工業 東証1部

10月29日に決算発表で、円高にもかかわらず営業利益は前年比2.6倍と収益は急回復基調。通期見通しは据え置いたものの、通期予想に対する進捗率は86%と上方修正が期待できる内容です。想定為替レートを1ドル=90円から85円に見直し。チャートをみると、2008年6月6日の607円の高値から9月のリーマンショックを受けて暴落となり下降トレンド(A)を形成。この中で、10月27日の276円まで下げて2009年1月7日の430円まで反発するものの、再下落となって2月20日の267円で底打ちとなりました。その後は、下値は267円を安値として270円台がフシとなっていますが、上値は430円を戻り高値に2009年6月12日の423円、2010年4月2日の397円と上値を切り下げる形となっています。大底圏にあるものの、310円から上は多くのフシができており、本格上昇には時間がかかるといえます。まずは、8月30日の318円を終値で超えると4月2日の397円からの下降ライン(B)を上に抜けますので、上昇の期待がくると思われます。

三菱重工業

8058 三菱商事 東証1部

10月29日に決算発表で、2011年3月期の連結純利益が従来予想を300億円上回り、前期比△4.6%の4,000億円になりそうだと発表。過去最高だった2008年に迫る高水準。配当予想も52円から4円上積み。チャートをみると、2008年11月21日の923円を安値に上昇トレンド(A)→(B)の動きとなり、上昇トレンド(B)の中で2010年1月15日の2,542円、4月12日の2,500円とダブル天井となりました。その後、5月6日に2,123円で売転換となって上昇トレンド(B)を下に切り、下げ角度を(1)→(2)→(3)と緩やかにし、9月1日の1,784円で当面の底打ちとなりました。この下げ方は、同時に5月28日の2,100円を高値とし、9月1日の1,784円を安値とする下向き先細三角形(C)となっていましたが、9月1日の1,784円を安値に反発し9月15日に1,925円で買転換となって、11月10日は2,138円まであって終値は△38円の2,125円となり2度目の買転換となっています。

三菱商事

4205 JSR 東証1部

11月9日の発表で、2010年4-9月期の連結決算は最終損益が91億円の黒字(前年同期▲14億円)となりました。11年3月期の連結業績予想は、売上が前期比△16%の2,630億円、純利益は3倍の149億円と上方修正しました。しかし、QUICKが算出した市場予想の平均値に届かないということで利益確定売りとなっています。チャートをみると、2008年10月28日の211円を底値に上昇角度が(1)→(2)→(3)→(4)と高くなっており、人気化してきたことを表しています。7月22日の500円からの上昇トレンド(4)の中で、10月15日の736円、11月9日の747円と二山形成して11月10日に674円で短期の売転換出現となっています。しかし、業績は上方修正であり、信用取り組みが0.48(11月5日の時点)と売り残が多いため、再度の反発が期待できる形と考えられます。

JSR

 

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