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「柴田法則」個別銘柄分析11月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析11月第2週

2010/11/8
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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4100 戸田工業 東証1部

9月の四季報では、業績は急浮上で増配見通しとなっていますが、10月7日に831円の年初来高値更新のあと下落となって10月29日の710円で売転換出現となっています。11月8日の決算発表前に、材料出尽しの下げなのか業績に何らかのマイナスが生じているための下げなのかはハッキリしませんので、基本は決算発表待ちとなります。チャートをみると、2008年12月5日の175円で底打ちとなり、2009年1月7日の345円まで反発して2009年2月10日の256円まで下落し、ここから上昇トレンド(A)を形成しています。この中で、2009年10月23日の972円まで約4倍化したあと下降トレンド(B)となり、2010年2月1日の565円で止まって4月6日の759円まで反発後、5月26日の555円をつけて上昇トレンド(C)となっています。11月8日の決算発表が現状の好調さのままであれば、10月29日の売転換は通常の押し目を作っていることになり、上昇トレンド(C)の下値斜線に接近すれば買いとなります。9月1日の631円を終値で切ってくるようですと、これまでの好調さにマイナスが生じてきたとみることもできます。連結PERは31倍とやや割高と考えられますが、信用取り組みは0.82倍と好取り組みとなっています。

戸田工業

6971 京セラ 東証1部

10月28日の決算発表で、2011年3月期の連結純利益が前期の2.6倍の1,050億になる見通しとなり、従来予想を200億円上回りました。チャートをみると、2008年11月21日の4,330円を安値とする大きな幅の上昇トレンド(A)を形成し、この中で2010年4月6日の9,740円で当面のピークとなり下降トレンド(B)入りとなりました。ここからは急激な円高進行となったことで上昇トレンド(A)を下に切り、7月6日の6,910円の年初来安値更新となりました。ここから8月3日の8,010円まで戻したあと再下落となって、8月27日の7,060円で二番底となって反発し、8月3日の8,010円を上に抜けて10月18日には8,740円の戻り高値をつけました。この水準でもみあっていましたが、11月2日~11月3日のFOMCを前に円高進行を嫌気し、10月25日に8,310円で短期の売転換出現となって10月28日の好決算に反応していません。セラミックコンデンサーのトップで、太陽電池用モジュールでも最先端を走っており、押し目買いの形と考えられます。

京セラ

6758 ソニー 東証1部

10月29日発表の2010年7-9月期連結決算は最終損益311億の黒字(前年同期は263億の赤字)。エコポイントの追い風と中国など新興国で薄型テレビ拡大、ゲームの改善。同時に11年3月期通期の業績予想を上方修正。下期の対ドル為替レートを83円前後へ。チャートをみると、2009年12月1日の2,250円を安値に12月3日の2,475円で買転換となり、6月8日の2,800円、8月10日の2,810円、10月30日の2,830円という三尊天井を上に抜けたことで「三尊天井の崩れ型」という暴騰の型となって2010年3月23日には3,645円まで上昇しました。ここで当面の好材料を織り込んで4月8日に3,405円で売転換が出現し、その後は急激な円高を受けて7月6日の2,258円まで下落し、昨年12月1日の2,250円からの上昇の全値押しとなりました。この7月6日の2,258円から8月3日の2,803円まで反発するものの、更なる円高を受けて9月1日の2,338円まで下落しましたが、円高抵抗力強く2,338円を安値に三角保ち合い(A)を上に抜けて上昇トレンド(B)を形成しています。現在は10月26日の2,804円のザラ場高値をつけ押し目を形成していますが、10月1日の2,520円を終値で切らずに2,804円を上に抜けてくると8月23日の2,803円、10月26日の2,804円と二山(ダブル天井)を形成しての浅い押し目からの一段高という形になります。逆に2,520円を切るとダブル天井が出来上がりますので、当面は2,800円を上値抵抗帯として調整が長引くことが考えられます。

ソニー

6301 小松製作所 東証1部

10月28日(木)の決算発表で、2010年7-9月期連結決算は純利益が330億円と前年同期の9.6倍となりました。円高を吸収し、11年3月期の業績予想を上方修正。中間配当を従来予想より4円増やし18円へ。チャートをみると、2009年1月26日の897円の安値からの上昇トレンド(A)の中で、2010年1月12日に2,099円の高値をつけ、ここから好業績を織り込み、為替の急激な円高もあって上昇トレンド(A)を下に切り、下降トレンド(B)となって7月1日の1,571円まで下落しました。しかし、ここから中国、インドネシア、アフリカなど新興国の拡大が続き、再び上昇トレンド(C)となって下降トレンド(B)を上に抜け、10月29日に2,006円の戻り高値をつけました。このまま上昇すれば1月12日の2,099円を試す動きとなります。押し目買いは1,800円水準以下を待ってみるところです。

小松製作所

4185 JSR 東証1部

10月14日の四季報速報では、半導体・液晶関連が好調であり、業績予想をそのまま据え置いていましたが、10月25日の2010年4-9月期の連結決算発表で連結最終損益が133億の黒字(従来予想110億)となったことで△50円の1,452円の上昇となり、小さなもみあいを上放れた形となっています。チャートをみると、2008年10月27日に795円で底打ちとなり、2008年12月18日の869円で二番底となって上昇トレンド(A)を形成しました。この中で、2009年9月24日の1,960円、今年1月5日の1,966円、4月6日の1,999円と三尊天井となって5月17日に1,786円で上昇トレンド(A)を下に切って売転換出現となりました。そのまま下降トレンド(B)を形成し、8月25日の1,201円で当面の底打ちとなり、9月2日の1,288円で買転換となって9月21日に1,460円まで上昇して下降トレンドを上に抜けました。その後、小さなボックス相場(C)を形成していましたが、10月25日の決算発表で4-9月期の利益が上方修正となってことで1,479円まで上昇して9月21日の1,460円をいったん上に抜けました。その後、もみあって緩やかな上昇トレンド(C)を形成していますが、10月5日の1,344円を終値で下に切らず、10月25日の1,479円を抜けると上放れの形となります。

JSR

 

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