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「柴田法則」個別銘柄分析10月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析10月第2週

2010/10/12
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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9792 ニチイ学館 東証1部

9月7日の四季報先取りでは、訪問介護や通所介護、有料老人ホームの稼働率上昇。さらに、125拠点新設も寄与し、営業益続伸で連続増配。介護ビジネスは一時ブームとなったが、事業者のふるい分けが完了し、優良事業者が再浮上しつつあり、業績急回復の可能性。チャートをみると、2008年10月10日の390円で底打ちとなって上昇トレンド(A)を形成し、この中で2009年8月31日に1,139円の高値をつけました。ここから調整入りとなって上昇トレンド(A)を下に切って2009年11月19日の677円まで下落し、上昇トレンド(A)よりも大きな角度の短期の上昇トレンド(C)を形成し、今年4月26日の932円までの戻り高値をつけました。ここからは、全体相場が調整に入ったことでつれ安し、短期の下降トレンド(D)となっています。9月1日に707円の年初来安値をつけて反発し9月10日に776円で買法則が出たものの、下降トレンド(D)の上値斜線にアタマを押さえられていますが、押し目買いの形と考えられます。理想的には、2009年11月19日の677円に対する二番底(ダブル底のような形)を待つところだと思われます。

ニチイ学館

5019 出光興産 東証1部

8月3日の発表では、4-6月期は最終損益が△148億円となって前期の▲32億円から黒字転換し、4-9月期も黒字見通しです。しかし、11年3月期の業績見通しは据え置かれました。原油1バレル75ドル前提ですので、現状の80ドルを超える状況では、予想以上の利幅改善となっています。ただし、原油価格の上昇がどこまで続くかは不透明といえます。チャートをみると、2008年10月28日に4,590円で底打ちとなり、三角保ち合いを形成したあと上放れとなって上昇トレンド(B)を形成し、この中で2009年6月15日の9,250円でピークとなりました。ここから急落となって上昇トレンド(B)を下に切り、2009年12月16日の4,920円まで下落し、2008年10月28日の4,590円に対する二番底の形となって2009年12月28日に5,570円で買転換となり、今年4月23日の7,950円までの上昇となりました。ここを戻り高値に6月8日の6,140円まで下落したあと6月21日の7,380円まで反発しましたが、その後の下落のあとの戻りでは、ここを抜くことができず8月9日の7,230円、9月10日の7,260円と戻りのダブル天井の形となって、10月1日に6,930円で売転換となりました。しかし、上昇トレンド(C)にあたったところで、日銀のゼロ金利政策で世界的金融緩和期待が広がり、原油先物価格も急上昇となったことで石油株も買われ7,180円まで反発しました。9月10日の7,260円を終値で超えると、ダブル天井の形を突破したことになり一段高が期待できると思われます。

出光興産

8604 野村ホールディングス 東証1部

チャートをみると、2008年9月10日の1,544円の高値からリーマンショックを受けて再暴落となり、2009年3月10日の403円で底打ちとなりました。翌日の2009年3月11日に458円で買転換が出現して、下降トレンドを上に抜けたことで上昇トレンド(B)を形成し、この中で2009年6月15日に934円で戻りのピークをつけました。その後は、大きな下降トレンド(C)を形成し、この中で今年の1月12日の783円を戻り高値に短期の急角度の下降トレンド(D)を形成して、10月5日に397円と1982年10月以来28年ぶりの400円割れとなりました。本来、日経平均連動銘柄ですが、今回は8月2日にシティーグループが投資判断を「1」に引き上げたにもかかわらず、その後の株式市場の低迷で全体の出来高・売買代金が激減しているため、目先の業績回復が限定的との見方から売られたようです。しかし、10月5日の日経平均が9,332円の安値で目先底を打ったとすれば、野村HDも397円の安値をつけて、10月6日は△28円の435円と反発していますので、もみあいながらも戻りを試す動きが想定されます。

野村ホールディングス

8227 しまむら 東証1部

10月4日の四季報速報では、11年2月期決算では、好採算の肌着が好調で営業増益を予想しています。チャートをみると、2009年3月12日の4,800円で底打ちとなり、ここから上昇角度が(1)→(2)→(3)→(4)と徐々に緩やかとなって、2010年4月21日の9,630円で当面の天井となりました。ここから、6月9日の7,920円まで下落したあと、緩やかな上昇トレンド(B)を形成していましたが、7月14日の8,530円を戻りのピークに下落となり、上昇トレンド(B)を下に切って9月8日には7,450円となって2009年11月25日の7,550円の安値を更新しましたが、10月1日に8,010円でろく買となって下降トレンド(A)を上に抜け買転換の形となりました。ただし、いったん7,450円の安値更新となりましたので、7月14日の8,530円に対する戻り相場となるのが普通です。7,700~8,300円のボックス圏の動きが想定されます。

しまむら

8267 イオン 東証1部

10月6日の大引け後に、2010年3-8月期の連結最終損益が336億円と同期間では過去最高益となる。2011年2月期の連結純利益見通しを490~500億円と、従来予想から170億円上方修正。チャートをみると、2008年8月6日の1,345円の高値から下向きの先細三角形となり、この中で煮詰まったところの2009年3月13日に525円で底打ちとなり、2009年3月16日に571円で買転換が出現して上放れとなり、2009年6月15日に1,056円まで上昇しました。その後、2009年11月27日の670円まで下げて反発し、2009年3月13日の525円からの上昇トレンド(B)を形成しています。この中で、2009年11月27日の670円から短期の上昇トレンド(C)を形成して、今年4月26日に1,123円で当面のピークとなって下落し、6月11日に909円まで下げて6月21に1,007円まで反発しました。そこから再下落となって9月24日には888円まで下落しましたが、10月6日の上方修正で10月7日に976円で再度の買転換となっています。目先は6月21日に1,007円が上値ポイントとなりますが、ここを終値で上に抜けると二点底からの上放れという形になりますので、1,100円を目指す形と考えられます。

イオン

 

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