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「柴田法則」個別銘柄分析9月第3週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析9月第3週

2010/9/27
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7269 スズキ 東証1部

8月3日発表の2010年4-6月期連結決算は純利益が前年同期比7.1倍の151億円となったが、同社にとって最大市場のインドが微増益にとどまった。11年3月期は従来予想を据え置いたが、円高進行で不透明感あり。チャートをみると、2008年12月5日の1,037円で底打ちとなり、2009年1月26日の1,156円を二番底に急角度の上昇となり、その急角度の上昇も(1)→(2)→(3)と角度を緩やかにして、2009年8月3日の2,485円で天井を打って上昇トレンド(3)を下に切りました。2009年10月5日に1,945円まで下落して反発するものの、2009年12月9日の2,395円で二番天井となって下降トレンド(A)を形成しています。この2009年12月9日の2,395円からの下降トレンドの中で、円高進行を嫌気して今年8月25日には1,576円の年初来安値を更新し、目先円高一服から戻りに入っているところです。8月3日の1,871円を終値で上に抜ければ、8月25日の1,576円で下値確認したことになり、次の下げでは二番底確認の動きとなります。さらなる円高進行ならば、8月25日の1,576円を試す動きとなってきます。

スズキ

4452 花王 東証1部

7月26日に4-6月期の連結決算純利益6%増だが、4-9月期の純利益は前年同期比▲1%の250億円と従来予想を据え置く。チャートをみると、2009年3月15日の1,746円で底打ちとなり、2009年4月28日の1,801円を二番底に反発となって2009年9月1日に2,430円まで上昇しました。ここから2009年11月4日の2,000円まで下落したあと、ジリ高となって今年4月6日に2,432円と2009年9月1日の2,430円を2円上に抜けて、年初来高値更新となって当面のピークとなり、4月28日に2,256円で売転換出現となりました。そして、上昇トレンド(B)を下に切って5月27日に1,930円まで下落し、そこから6月21日の2,168円まで反発したあと1,930~2,168円の小さなボックス相場となっています。この中で、9月13日に2,039円で短期の買転換となりました。現時点では、5月27日の1,930円、8月27日の1,930円とダブル底となっていますので、6月21日の2,168円を終値で抜ければ一段高が期待されます。

花王

6301 コマツ製作所 東証1部

7月に上方修正し、今期は営業益9.6倍、コマツの業績が予想より好調なのは、中国に一極集中せず、アジア・オセアニア、中近東・アフリカなどのグローバルに稼いでいるためである。チャートをみると、2008年10月28日の702円で底打ち後、安値圏でもみあって2009年1月26日に897円で二番底となって上昇トレンド(A)を形成しました。この上昇トレンド(A)の中で、今年1月12日に2,099円でピークをつけ、調整後の反発で4月6日の2,023円で二番天井となって4月19日に1,876円で売転換が出現し、上昇トレンド(A)を下に切って7月1日の1,571円まで下落しました。1月12日の2,099円のピークからの緩やかな下降トレンドを形成しており、現在はこの中で7月1日の1,571円の安値からの短期の上昇トレンド(C)となっています。9月15日は1,919円まであって、終値は△20円の1,891円となっています。当面の上値抵抗ラインは1,950円水準にあります。4月6日の2,023円を抜けると、1月12日の2,099円を試す動きとなりますが、まだ早い感じがします。

コマツ製作所

6674 ジーエス・ユアサ コーポレーション 東証1部

8月6日発表の2010年4-6月期の連結決算は最終損益が8億1,500万円の黒字転換(前年同期は24億円の赤字)。11年3月期通期では従来予想を据え置いた。9月1日は、三菱モルガンスタンレー証券が目標株価を1,000円にし、投資判断を5段階中最上位の1としました。大型リチウムイオン電池を評価。チャートを見ると、2009年6月18日の1,288円までの暴騰後、2009年7月14日の688円まで急落し、2009年8月13日の928円まで自律反発したあと下降トレンド(B)を形成して、上昇トレンド(A)を切る形となっています。この中で、今年2月9日に527円の安値をつけたあと、4月27日に697円まで上昇し、その後下降トレンド(C)を形成して、8月27日に485円の年初来安値をつけ、9月1日に三菱モルガンの目標株価1,000円をきっかけに急反発となり、9月2日に559円でろあ買が出現し短期の買転換となりました。基本的には、下降トレンド(B)の中の動きですが、戻りの過程で空売りが増加し、取り組みが3.23倍から1.60倍へと好転しており、9月15日(水)には608円までありました。上値ポイントは650円水準ですが、本格的な戻りは今年4月27日の697円を終値で突破する必要があると思われます。

ジーエス・ユアサ コーポレーション

4530 久光製薬 東証1部

8月3日発表4-6月期連結決算純利益が前年同期比▲30%、11年3月通期は売上高▲2%の1085億、純利益▲7%の175億と従来予想と変わらず。チャートをみると、2008年10月20日の4,530円の戻り高値からの大幅下落の中で、下げ角度を(1)→(2)→(3)と徐々に緩やかにし、2009年4月20日の2,680円で底打ちとなりました。ここから下値を切り上げるものの、上値は2008年8月20日の3,710円、今年4月16日の3,690円、9月6日の3,640円と徐々にアタマを重くして9月15日に3,395円で売転換出現となっています。今期業績は冴えないものの、連結PER15.9倍、配当2.06%で取り組みが売り残が極端に多く0.09倍の倍率のため、大きく下げるとディフェンシブ銘柄として買われてくることになります。当面3,000~3,600円のボックス相場となり、3,500円以上で売り、3,000円接近で買い有利という形と考えられます。

久光製薬

 

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