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「柴田法則」個別銘柄分析8月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析8月第1週

2010/8/2
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7202 いすゞ自動車 東証1部

7月21日(水)の日経新聞で2010年4-6月期の連結営業損益は200億円超の黒字(前年同期比は149億円の赤字)になった公算が大きいと発表され、4-9月期の業績は上方修正される可能性が高いとされていました。しかし、株価は反応せず、柴田罫線では6月29日の272円での売転換に続いて7月21日に251円でろく売が出ています。長期でチャートをみてみますと、2007年7月12日の720円の高値からの下降トレンド(A)の中にあります。この中で2008年6月6日の599円の高値からの下降トレンド(B)で、9月のリーマンショックを受けて暴落となり、2008年12月5日の97円を一番底、2009年2月23日の88円を二番底に緩やかな上昇トレンド(C)を形成しています。この上昇トレンドの中で、2009年7月13日の125円を安値に角度の大きい上昇トレンド(D)へ移行し、この中で2010年5月13日の329円で当面のピークを打ち5月27日に255円まで押し目を入れて反発し、6月22日に313円の戻り天井(二番天井)となって6月29日に272円で売転換となり、7月21には直近の安値5月27日の255円を切って251円でろく売出現となりました。この動きをみる限り、7月21日(水)発表の上方修正の可能性はすでに織り込んでいるといえます。形としては三角保ち合い(E)を形成しているようにも見えますので、200円接近で待ち伏せ買いとなります。円高を織り込んでいる下落といえるかもしれません。

いすゞ自動車

1766 東建コーポレーション 東証1部

2008年7月23日の5,070円の高値からの下降トレンド(A)の中で、9月のリーマンショックを受けて暴落となり2008年10月28日の1,751円で底打ちとなりました。ここを一番底とし、2009年2月24日の1,868円を二番底として2009年3月5日の2,085円で買転換し上昇トレンド(B)を形成しました。この上昇トレンド(B)の中で、2009年8月17日の3,520円でピークとなって2009年9月2日に3,280円で売転換が出現して急落となり、上昇トレンド(B)を切って今年2月1日には1,941円まで下落しました。ここから、4月26日の2,944円まで急上昇したあと反落となり5月21日に2,250円まで下落し、6月11日に2,674円まで戻して再下落となり7月20日に2,307円の安値をつけて、7月23日の2,502円で短期の買転換出現となっています。上昇トレンド(B)を下に切って戻りにはいっているものの、2009年8月17日の3,520円の高値からの下降トレンド(C)の中にあります。短期的には5月21日の2,250円、7月20日の2,307円と二点底となっての買転換ですが、大きな戻りになるには6月11日の2,674円を突破できるかどうかとなります。逆に、5月21日の2,250円を下に切ると一段安となっていく形です。6月10日に前期業績予想を上方修正したものの、6月14日には11年4月期の営業利益▲30%の見通しとなっています。

東建コーポレーション

8306 三菱UFJフィナンシャルグループ 東証1部

7月21日(水)に396円の年初来安値をつけて、その後410円を挟んだもみあいとなっていましたが、7月27日(火)に主要国の金融当局で構成するバーゼル銀行監督委員会が銀行の自己資本の規制緩和を発表したことで大手銀行が買われ、この日は△10円の418円となり、翌日の7月28日(水)も△15円の433円と続伸しました。市場関係者は、売られ過ぎていたのでまだ上昇余地はあると言っていますが、果たして買えるのでしょうか。

チャートをみてみると、2008年4月30日の1,173円からの下降トレンド(A)が、2008年9月29日の962円の高値から角度の大きい下降トレンド(B)に移行し、2009年3月10日に377円で底打ちとなりました。ここから2009年3月13日に419円で買転換が出現し2009年5月11日の699円まで上昇していましたが、ここが戻りのピークとなって2009年8月14日の619円の戻り高値から下降トレンド(D)を形成しています。この下降トレンド(D)の中で2009年10月2日の439円まで下落したあとは右側が末広がりの三角保ち合い(E)となって、その後はこの中で動いています。

この右側が開いた末広がりの三角形(E)の中で、今年4月15日の520円の高値から短期の下降トレンド(F)となって下落し、三角保ち合いの下値斜線にあたった7月21日の396円からもみあって7月25日に433円の短期の買転換が出現しました。しかし、ここからは多くのフシがあり444円→460円くらいのものでしょう。この株が相場になるには4月15日の520円を上に抜かなくてはなりませんが、それにはまだ時間を要します。むしろ、戻りの後で7月21日の396円を下に切って2009年3月10日の377円を試す場面も考えられます。新規の買いを考えるのはそこからでしょう。

三菱UFJフィナンシャルグループ

7912 大日本印刷 東証1部

2007年4月23日の1,984円からの下降トレンド(A)の中で、2008年8月15日の1,571円の高値から9月のリーマンショックを受けて暴落となり、2008年11月21日の895円まで下落しました。ここから2008年11月10日の1,214円まで反発したあと、下向きの先細三角形の保ち合いとなって2009年3月4日の774円で底打ちとなり、ここから上放れて急上昇となり2009年8月10日に1,407円のピークをつけました。2009年11月27日の1,026円までの大幅調整のあと再上昇となり、今年4月21日に1,368円の二番天井となって再下落し、7月1日のザラ場には2009年11月27日の1,026円を下に切って1,012円までありました。7月28日に△18円の1,084円となって短期の買転換が出現しているものの、すでに上昇トレンド(C)を下に切っており、戻りも限定的で1,150円ぐらいのものであり、戻りのあとは再び下値模索の可能性もあります。ただし、下値も限定的で900円台くらいのものでしょう。業績は今期・来期続伸ながら出版は不調。電子化の強化がどこまで利益に貢献するのかやや不透明。

大日本印刷

5108 ブリヂストン 東証1部

7月28日(水)に投資系証券が投資判断を引き上げたことで買われ△37円の1,533円となり、7月29日(木)も続伸となって△45円の1,578円で短期の買転換となりました。2010年12月期の連結純利益が大幅増となり、通期業績見通しが予想を上回るとされています。

2008年9月12日の2,170円の高値をつけたあとリーマンショックで暴落となり、急角度の下降トレンド(A)となって2009年2月3日の1,094円で底打ちとなりました。ここから急角度の上昇トレンド(B)となって2009年4月3日に1,675円をつけて2009年5月14日の1,343円まで下落し、その後は幅の大きい角度の緩やかな上昇トレンド(C)に移行しました。そして、この中で2009年8月10日に1,813円の高値をつけて大幅下落となり、上昇トレンド(C)を下に切って2009年11月27日に1,342円まで下落しました。その後は、1,813円を高値とし1,342円を安値とする三角保ち合い(D)を形成し、その中の動きとなっています。

この三角保ち合い(D)の中で、2009年12月30日の1,640円、2010年5月13日の1,643円とダブル天井をつけて7月1日の1,396円まで下落し、ここを安値にもみあって7月29日(木)に短期の買転換が出たところです。チャートからみると、1,600円から上値は重く、5月13日の1,643円を終値で超えると三角保ち合いの上放れのような形になりますが、その場合でも1,700円くらいのもので当面はあまり投資妙味はないと言えます。

ブリヂストン

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