3382 セブン&アイ・ホールディングス 東証1部

2008年8月5日の3,550円を高値に、2008年9月のリーマンショックで急落となり2008年10月10日に2,050円の安値をつけました。ここから2008年11月5日の3,180円まで上昇するものの、2009年1月5日の3,120円を戻りの二番天井にして再下落となり、2009年3月10日には1,901円の安値をつけました。ここから再び反発するものの、2009年4月10日の2,355円、2009年5月20日の2,465円、2009年8月11日の2,380円と三尊天井となって下落し、2009年12月18日の1,831円でやっと底打ちとなりました。2010年1月15日の2,075円まで上昇したあとは小さな三角保ち合いにはいり、煮詰まったところで3月11日の2,020円で買転換が出現し、業績回復期待から急伸し、4月8日には今期連結純利益2.2倍で4期ぶりの増益を発表しました。4月15日の2,468円まで上昇し、4月16日に2,405円で短期の売転換は出現しいったん調整となるところです。2月24日の1,919円から、4月15日の2,468円までの上昇幅の三分の一押し、ないし二分の一押し水準を待つところです。

セブン&アイ・ホールディングス

5110 住友ゴム工業 東証1部

チャートでは、2006年12月21日の1,634円の高値から下降トレンド(A)の中にあります。この中で2008年3月11日の653円まで下落したあと、緩やかな戻りとなっていましたが、2008年9月4日の1,054円の戻り高値をつけたところでリーマンショックが起こり再下落となって、2009年1月26日の543円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(B)を形成して2009年8月26日の930円までの戻りとなったあと、調整入りとなり上昇トレンド(B)を下に切って2009年12月1日に663円の安値をつけました。その後、今年1月28日の693円を2点底に、2月22日に727円で買転換となって上昇するものの、4月7日の849円(昨年10月30日の848円を1円抜いたところで止まる)で止まり、4月9日に817円で売転換となっています。その後、4月12日に天然ゴム高でゴールドマンが住友ゴムの投資判断を引き下げました。チャートの形としては、上値は849円で抑えられ、下値は2009年4月15日の135円と、2009年12月1日の663円を結ぶライン(C)で支えられることになります。当面は三角保ち合いとなる動きです。

住友ゴム工業

7729 東京精密 東証1部

2008年5月7日の2,160円からの下落で、2008年9月にはリーマンショックが起きて暴落となり、2008年10月28日の700円まで下落し、いったんの反発となって2008年11月10日に1,063円までの上昇となりました。この700円を1,063円の基点として下向きの三角保ち合い(A)となり、この中で2008年10月28日の700円、2008年11月21日の686円、2009年2月23日の677円と順次下値を切り下げる三点底(逆三尊)となって、煮詰まった2009年2月23日の677円を大底に反発となって2009年3月10日に825円で買転換が出現し上放れとなって2009年6月8日の1,447円まで上昇しました。上昇トレンド(B)の中で、横向きとなってボックス相場を形成(1,154~1,376円)していましたが、2009年8月14日に1,413円の高値をつけたあと2009年9月4日に1,305円で売転換となりボックス圏を下放れとなって2009年11月27日に902円の安値をつけました。ここから2009年12月22日に1,040円で買転換となったあと、上向きの末広がり三角形の上昇となって、今年4月6日の1,669円の年初来高値更新のあと4月16日に1,560円で売転換となりました。目先は為替が円高基調となっていますが、トレンドとしては円安となっていますので押し目買いの形といえます。

東京精密

6991 パナソニック電工 東証1部

2007年7月20日の1,649円の高値からの下降トレンド(A)の中で、2007年10月23日に588円でいったんの安値をつけて2007年11月5日の957円まで反発し、再下落となって2009年2月23日に555円で底打ちとなりました。ここから、2009年3月11日に601円で買転換が出現し、下降トレンド(A)を上に抜けて2009年5月7日の851円まで上昇し、ここでもみあいとなって緩やかに下値を切り下げて(C)、2009年5月26日の753円まで調整しました。2009年6月18日の813円で買転換が出現となってもみあいを上放れ、2009年8月26日に1,137円まで急騰し2009年11月27日の921円まで下落して、ここから上昇トレンド(D)へ移行しています。この中で、今年4月6日に1,245円の年初来高値となったあと、4月16日の1,186円で売転換となりました。2009年10月20日の1,187円を終値で上に抜き、目先の上値の抵抗ライン近辺まで上昇したあと売転換となっていますので、ここからの下げは押し目買い有利となります。今年2月9日の974円から4月6日の1,245円までの上昇幅の二分の一押し以下を待つところです。

パナソニック電工

9831 ヤマダ電機 東証1部

2008年8月12日の8,430円、2008年9月26日の8,580円と戻りの2点天井となったあとリーマンショックから暴落となり、2009年3月13日に3,250円で底打ちとなりました。この大底圏で、末広がりの三角保ち合い(C)となって上放れし、2009年4月9日の5,230円まで上昇し、ここで三角保ち合い(D)となって煮詰まって再度上放れし、2009年5月20日の5,940円まで上昇しました。ここから2009年6月3日の4,990円まで押し目を入れたあと、上向きの先細三角形の保ち合いとなり、この中で2009年8月24日に6,500円の高値をつけて下放れとなり短期の下降トレンド(F)を形成しました。この下降トレンド(F)の中で、2009年11月20日に4,810円の安値をつけて2009年11月30日の5,190円で買転換し、急上昇して今年1月9日の6,440円の高値をつけて再び上向き先細三角形を形成していましたが、煮詰まったところで4月1日の7,100円の高値更新となって4月16日に6,690円で売転換が出現し下放れとなりつつあります。結局は、2009年3月13日の3,250円から、大きな幅の上昇トレンド(B)となっており、この中で日本の経済状況を反映して、強弱感が対立しながらも強気が勝っているということになります。大きな調整があれば買い有利といえます。

ヤマダ電機