上海指数大幅高で米ドル/円上昇

昨日（2015年8月10日）の動向

東京市場では、上海株価総合指数が前週末比3％超上昇したことが好感され、リスク選好の円売りが進展。日経平均株価が20800円台を回復したことも後押しとなり、米ドル/円は124円半ばまで上昇しました。海外市場では、アトランタ連銀総裁が4日米紙のインタビューで利上げの9月開始に前向きな発言をしていたこともあり、本日の講演でさらに踏み込んだ発言がされるか注目が集まっていましたが、新たに踏み込んだ発言がみられなかったことから米ドル/円は124円半ばで伸び悩みNYクローズを迎えました。

2015年8月10日のBID値	始値	高値	安値	終値
米ドル/円	124.214	124.781	124.210	124.598
ユーロ/円	136.145	137.410	136.138	137.278
豪ドル/円	92.002	92.432	91.735	92.340

米ドル/円　1時間チャート

ユーロ/円　1時間チャート

豪ドル/円　1時間チャート

本日（2015年8月11日）の展望

【米ドル/円】

上値は125円レベルをしっかり上抜けできるかが焦点となりそうです。一方下値では日足移動平均30日線が位置する123.60円レベルがサポートラインとして機能するかに注目です。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
米ドル/円	125.00	125.50	124.00	123.50

米ドル/円　5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では先月高値137.80円レベルを上抜けできるかに注目です。下値は日足ボリンジャーバンド+1.00σが位置する136.50円付近がサポートラインとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
ユーロ/円	137.80	138.50	136.50	135.00

ユーロ/円　5分足チャート

【豪ドル/円】

上値では日足50日移動平均線が位置する93.18円レベルを上抜けるか、下値では25日移動平均線が位置する91.10円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。

	レジスタンス R1	レジスタンス R2	サポート S1	サポート S2
豪ドル/円	92.50	93.20	91.10	90.00

豪ドル/円　5分足チャート

• ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年8月11日 現在のものです。
• ※ コメント欄の語句について　R＝上値抵抗線　S＝下値支持線

本日（2015年8月11日）の主な指標

注目度	発表時間	指標	予想	前回
★★	18:00	(独)8月ＺＥＷ景況感調査（期待指数）	31.9	29.7
★★	18:00	(欧)8月ＺＥＷ景況感調査	-	42.7
★	21:30	(米)4-6月期四半期非農業部門労働生産性・速報値(前期比)	1.6％	-3.1％
★	23:00	(米)6月卸売在庫(前月比)	0.4%	0.8%

• ※ 発表時間はいずれも東京時間
• ※ 注目度は★低～★★★高で示します

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