昨日(2015年8月3日)の動向

東京時間では、米ドル/円は124円を挟んでの小動きの展開、中国経済指標の結果が予想を下回ったものの豪ドル/円の動きは限定的となり、90円半ばレベルで推移する動きとなりました。海外時間では、予定されていた時間より早く発表された米ISM製造業景況指数が市場の事前予想を下回ったことを受け、米債利回りが低下。米ドル/円は124円を割り込み123.85円レベルまで下落、米株式が軟調に推移したことで、ユーロ/円、豪ドル/円もそれぞれ135.60円レベル、89.96円レベルまで下落しました。

2015年8月3日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 123.912 124.273 123.859 123.999
ユーロ/円 136.044 136.438 135.588 135.784
豪ドル/円 90.557 90.667 89.965 90.276

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年8月4日)の展望

【米ドル/円】

米ドル/円は、引き続き上値は黒田日銀総裁の円安けん制発言水準である124.60円レベル、下値は123.50円がポイントとなります。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 124.60 125.00 123.50 123.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円は直近安値の135.50円がサポートされた形となりました、引き続き下値は135.50円、135.00円がサポート、上値は137.50円がレジスタンスとして機能するかがポイントになります。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 137.50 138.00 135.50 135.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル/円は一旦90円を割り込むものの、89円割れのレベルでは個人投資家の買いが強そうです。しかし、以前中国経済の不安を背景にマーケットのセンチメントは売りに傾いています。サポートはクローズベースで90円をキープできるかが焦点になります。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 91.60 92.00 90.00 89.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年8月4日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年8月4日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 17:30 (英)7月建設業購買担当者景気指数(PMI) 58.5 58.1
★★ 18:00 (欧)6月卸売物価指数(PPI)(前月比) 0.0% 0.0%
★★ 18:00 (欧)6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) -2.2% -2.0%
★★ 23:00 (米)6月製造業新規受注(前月比) 1.8% -1.0%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します