昨日(2015年7月29日)の動向

東京市場では、序盤は株価の軟調推移を受けてリスク回避の円買いが優勢となったものの、海外時間にFOMC声明公表を控えて様子見ムードが継続、限定的な値動きとなりました。海外市場では、米長期金利の上昇を背景に米ドル/円は123.90円レベルまで上昇しましたが、FOMC声明で9月利上げについて明確に示唆する表現が盛り込まれなかったことから上値は重く、その後は123円後半レベルで小幅にもみ合う動きとなりました。

2015年7月29日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 123.572 124.017 123.330 123.921
ユーロ/円 136.653 136.910 135.979 136.136
豪ドル/円 90.458 90.840 90.288 90.416

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2015年7月30日)の展望

【米ドル/円】

FOMC声明では利上げについての表現は見られず、米ドル/円は小幅上昇となりました。上値では124円台にしっかり乗せることができるかがポイントとなりそうです。下値では、123円ちょうどがサポートとして機能するか注目です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 124.00 124.50 123.00 122.50

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

上値では節目の137円を超えられるかが焦点となりそうです。下値では136円を明確に割り込むことができるかがポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 137.00 137.50 136.10 135.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

FOMC声明がタカ派的な内容ではなかったことからRBAの利下げ懸念は後退、豪ドル/円は引き続き中国株価動向を睨んだ展開が続きそうです。上値では92円ちょうど、下値では90円ちょうどがそれぞれポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 91.20 92.00 90.00 89.10

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2015年7月30日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2015年7月30日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 18:00 (欧)7月消費者信頼感(確定値) -7.1 -7.1
★★ 21:00 (独)7月消費者物価指数(CPI、速報値)(前月比) 0.2% -0.1%
★★ 21:30 (米)前週分新規失業保険申請件数 27.0万件 25.5万件
★★★ 21:30 (米)4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) 2.5% -0.2%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します