昨日(2015年6月19日)の動向
東京市場では、日経平均株価の反発を背景に、米ドル/円は123.20円レベルまで上昇する場面が見られましたが、中国株の急落が重しとなり上値は限定的となりました。注目されていた日銀政策決定会合では、市場の予想通り据え置きとなり、黒田日銀総裁の記者会見においても物価の見通しに変化がなかったことから、特段の反応は見られませんでした。海外市場ではECBがギリシャ向けの緊急流動性支援上限引き上げを発表した場面では米ドルが買われる動きも見られましたが、米10年債の利回りの低下が嫌気され米ドル/円は122円半ばレベルまで値を下げました。
2015年6月19日のBID値 | 始値 | 高値 | 安値 | 終値 |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 122.936 | 123.218 | 122.550 | 122.682 |
ユーロ/円 | 139.742 | 140.081 | 138.880 | 139.241 |
豪ドル/円 | 95.871 | 96.071 | 95.085 | 95.342 |
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日(2015年6月22日)の展望
【米ドル/円】
上値では、日足移動平均25日線が位置する123.12円レベルを終値ベースで上回ることができるかに注目です。下値は引き続き黒田総裁発言で急落したレベル122.45円レベルがサポートラインとして意識されそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 123.12 | 124.00 | 122.45 | 122.00 |
米ドル/円 5分足チャート
【ユーロ/円】
上値では、140円台に定着できるかが焦点となりそうです。一方下値では、日足移動平均25日線が位置する137.45円レベルがサポートとして機能するかが焦点となりそうです。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
---|---|---|---|---|
ユーロ/円 | 140.00 | 141.00 | 138.50 | 137.45 |
ユーロ/円 5分足チャート
【豪ドル/円】
上値では、大台の96円に乗せきることができるかに注目です。一方下値では日足移動平均線50日線が位置する94.70円レベルがサポートとして機能するかに注目です。
レジスタンス R1 | レジスタンス R2 | サポート S1 | サポート S2 | |
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豪ドル/円 | 96.00 | 96.98 | 95.00 | 94.73 |
豪ドル/円 5分足チャート
- ※ 上記各5分足チャートは、当日 2015年6月22日 現在のものです。
- ※ コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線
本日(2015年6月22日)の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
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★★ | 23:00 | (欧)6月消費者信頼感(速報値) | -5.8 | -5.5 |
★★ | 23:00 | (米)5月中古住宅販売件数(前月比) | 4.8% | -3.3% |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します