日本株は長期投資で「買い場」の判断継続

 日本株は、長期投資で良い買い場との判断を継続します。ただし、これから7-9月決算がピークを迎えることに加え、11月5日の米大統領選、11月6~7日のFOMC(米連邦公開市場委員会)など重大イベントが控えているため、これからも「急落・急騰」を繰り返す可能性があります。

 これらのイベントを大過なく通過し、米景気ソフトランディング、日本の景気の緩やかな拡大継続が見えてくるまでは、上値が重い可能性があります。

 ただし、いつも述べているように、日本株は割安で、長期的な上値余地は大きいと私は考えています。割安な日本株を時間分散しながら買い増ししていくことが、長期の資産形成に寄与すると考えます。

 最後に「株トレ」新刊出版のお知らせです。ダイヤモンド社より8月に、以下、私の新刊が出版されました。

「2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャーの株トレ ファンダメンタルズ編」
一問一答形式で、株式投資のファンダメンタルズ分析を学ぶ内容です。