※このレポートは、YouTube動画で視聴いただくこともできます。
著者の窪田真之が解説しています。以下のリンクよりご視聴ください。
「外国人買いの勢いが低下。日経平均どうなる?」
日経平均は3週ぶりに反落、外国人買いの勢いが低下
1月に入ってから急騰した日経平均株価は先週(営業日1月22~26日)、3週ぶりに反落、1週間で212円下がって、1月26日の終値は3万5,751円となりました。
1月からの日経平均急騰は、外国人投資家の大量買いによって起こりました。
日経平均と外国人の売買動向(買越または売越額、株式現物と先物の合計):2022年1月4日~2024年1月26日(外国人売買動向は2024年1月19日まで)
1月第2週(営業日1月9~12日)に外国人買いが急増しましたが、その後、少しずつ買いの勢いが低下しています。第4週(営業日22~26日)の売買統計はまだ出ていませんが、小幅売越になった可能性もあります。
2024年1月の週別、外国人投資家による日本株買越・売越額と、日経平均変動幅
日本株は割安で、長期投資で「買い場」と判断していますが、1月の上昇ピッチが速すぎることから、外国人の買いの勢いが低下すれば、短期的に反落する可能性もあります。