米国の景況は日本より低いがリセッションとはならない?

 以下の通り、日本の方が米国よりも景況が良好な状態が続いています。それでも、市場コンセンサスとして、米景気はしぶとく堅調で、リセッション(景気後退)入りのリスクは低いと考えられています。つまり、米景気ソフトランディングの可能性が高まったと考えられています。

日銀短観、大企業製造業・非製造業DI:2018年3月~2023年12月

出所:日本銀行「全国企業短期経済観測調査」2023年12月より楽天証券経済研究所が作成

米ISM景況指数:2018年1月~2023年12月

出所:ブルームバーグより楽天証券経済研究所が作成