100ドルの価格帯へ移行しつつある
足元、原油相場が高止まりしています。昨年11月下旬から今年8月中旬まで続いたレンジ相場(およそ74ドルを挟んだプラスマイナス10ドル程度)を、明確に上抜けました。こうした動きを見てか、各所で「原油100ドル」というキーワードを見かけるようになりました。
図:WTI原油先物価格(日足 期近 終値) 単位:ドル/バレル
なぜ原油相場が上昇しているのか、今後どうなりそうか、前々回のレポート「原油相場10カ月ぶり高値 今後どうなる!?」の一部をアップデートしたり、加筆したりする格好で筆者の考えをまとめます。
「インフレの根源」とも言える原油相場の高止まり。同相場の動向は、多数の(ほとんどの)市場関係者だけでなく、一般市民の皆さまにも直接的に関わる話であるため、(常識にとらわれないことをモットーとする筆者ならではの視点も含めて)ぜひ最後までご覧ください。