まつのすけ、今月の注目銘柄! 

銘柄名    <購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)

どんなファンド?: 米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されている株価指数である「SOX指数(配当込み、円換算ベース)」に連動するインデックス投信です。SOX指数は「フィラデルフィア半導体株指数」とも呼ばれており、半導体の主要銘柄に集中投資できます。原則として為替ヘッジはありません。

注目ポイント!:AI・クラウドサービス・データセンター・高速通信規格の5Gなど、多様なジャンル向けの半導体があり、今年に入ってからはAI関連の需要が急増し、関連銘柄も大きく株価が上昇して注目を集めています。もし今後、本格的にAIバブルが発生する場合、この投信の基準価額も大きく上昇すると思われます。組み入れ上位銘柄は、エヌビディア(テクノロジー大手)、台湾セミコンダクター(テクノロジー大手)、ASMLホールディング(テクノロジー大手)、ブロードコム(半導体/ITインフラ製品ベンダー大手)、テキサス・インスツルメンツ(半導体大手)、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(半導体大手)、クアルコム(移動体通信の通信技術および半導体の設計開発)、インテル(半導体大手)、アプライド・マテリアルズ(半導体製造装置メーカー)、アナログ・デバイセズ(半導体デバイス大手)です。

まつのすけ、今月のがっかり

 6月末は四半期末となる月で「一定の資産配分を決めて、数%かい離したらリバランスする」という運用方針の大口投資家から、中旬~末日にかけて世界中の株式にまとまったリバランス売りが出るという報道がありました。

 しかし、依然として**ショートも蓄積しており、買い戻しもあるかと考えて、何も対応は取らなかった結果、6月16~27日ごろの下げをまともに受けてしまったのが残念です。

 また、保有投信は為替ヘッジ付が多く、円安のプラスに乗りきれませんでした。株価は上がると考えており、為替の影響を中立にしたらプラスが堅いと考えたのが裏目になってしまいました。

**ショート「売り」の意味。ただし、単純に売るだけでなく、空売り(信用売り)をしている状態を「ショート」という(空売りとは、信用取引の一つで、証券会社から株を借りて株式市場で売り、株価が下がったときに買い戻して差額分の利益を得る手法のこと)。