注目のアクティブファンド選び3:自分で銘柄選別しづらいテーマのファンド

 今では投資信託を使わずとも海外の株式に投資することも容易になり、投資信託にはないような商品もETFなら、自分で投資できることもあります。しかし、アクティブファンドを通じて投資をした方が、自分の投資目的に沿った投資ができることもあります。

 参考に、こういったアクティブファンドの例を紹介します。

 MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスから投資テーマの「自動運転車・EV(電気自動車)・車のIT化・シェアリング」などに関連する銘柄から最終的に40~60銘柄に絞って投資をします。自動車産業の構造変化という世界的な激流によって、対象となる銘柄は単に自動車部品を作る企業だけではなく、中小企業も含めて幅広い企業の中から選別されています。

 世界中の次世代通信(5G:第5世代移動通信システム)関連企業の中から、業績面で恩恵を受ける企業に投資をします。次世代通信は米国の開始時期が早いこともあって、日本人にはなじみのない企業が有望銘柄として多数、組み入れられています。