まつのすけ、今月の注目銘柄!

銘柄名:たわらノーロード 日経225[NISA][つみたてNISA][iDeCo]

どんなファンド?:日経平均株価(日経225)の動きに連動する成果を目指すインデックス投信です。管理費用(含む信託報酬)は年0.143%で、eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)、6月14日以降、管理費用が0.154%から0.143%値下げになった<購入・換金手数料なし>ニッセイ日経平均インデックスファンドと並んで最安値水準となります。

注目ポイント!:日経平均連動型のインデックスファンドでは、コストが最低水準で純資産は883.4億円(執筆時点)と大きくなっています。組み入れ上位銘柄は、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、KDDI、ダイキン工業、ファナック(国内AI企業大手)、アドバンテスト(半導体大手)、信越化学工業、テルモ、京セラです。

 以前に日経平均が短期間で急速に上昇した際には、SQ前後にピークアウトするケースがありました。また、7~9月半ばはパフォーマンスがよくない年も多いです。したがって、日柄調整を経て、年末にかけて上昇する可能性もあると考えています。

まつのすけ、今月のがっかり

 今月は日本株が大きく上昇したので、「一定の資産配分を決めて、数%乖離(かいり)したらリバランスする」という運用方針の大口投資家から、月末にまとまったリバランス売りが出ると予想していました。しかし、意外とそのまま上昇するかもと思い、何も対応は取らなかった結果、5月31日の下げをまともに受けてしまったのが残念です。

 今後は6月SQ近辺までは上昇、6~9月は中弛み、年末にかけて再上昇と想定しています。海外の著名ストラテジストの中には、2022年米国株に強気で曲げて(曲げる=投資用語で、相場の予想を失敗すること)、2022年12月に弱気転換し、それ以降は大きく株価が上昇して再び曲げた方がいます。

 往々にしてありがちなのが、この方が次に強気転換するときが、相場の大天井となることなので、注視しています。