2023年5月の保有投資信託~騰落率ベスト10

 2023年5月1~31日までに、新たに購入した投資信託のうち、*騰落率ランキングをご紹介します。

 NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)は、国債や社債以外の株式、投資信託、ETF(上場投資信託)、REIT(リート:不動産投資信託)など、全て購入できるので、[つみたてNISA]で購入できるもの、[iDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)]で購入できるものに、それぞれマークを付けています。ご参考ください!

*騰落率投資信託が、一定期間内にどれだけ値上がり・値下がりしたかを知るために、価格の変化率を計算したもの。

1位:iFreeレバレッジ FANG+

騰落率:39.83%

どんなファンド?:日々の値動きがNYSE FANG+指数(米ドルベース)の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあるので、円高・円安の影響は受けませんが、金利差の分悪影響となります。組み入れ銘柄は、アップル、Amazon.com、メタプラットフォームズ(FacebookやInstagram)、アルファベット(Google)、ネットフリックス、エヌビディア(半導体大手)、テスラ、マイクロソフト、AMD(半導体大手)、スノーフレイク(ソフトウエア大手)です。

まつのすけコメント:NYSE FANG+指数は10銘柄に等金額で投資するのが特徴のインデックスです。主要株価指数よりもエヌビディアやメガテックの組入比率が高いのが奏功しました。

2位:<購入・換金手数料なし>ニッセイSOX指数インデックスファンド(米国半導体株)

騰落率:25.02%

どんなファンド?:米国上場の主要な半導体関連30銘柄で構成されている株価指数のSOX指数(配当込み、円換算ベース)に連動する投信です。「フィラデルフィア半導体株指数」とも呼ばれています。為替ヘッジは行わないので、米ドルに対して、円安になると基準価額にプラスになり、逆に円高になるとマイナスになります。組み入れ上位銘柄は、エヌビディア、AMD、ブロードコム、テキサス・インスツルメンツ・インコーポレーテッド、クアルコム、インテル、マイクロン・テクノロジー 、ラムリサーチ、ASMLホールディング、KLAです。

まつのすけコメント:エヌビディアが好決算を発表して、大幅に株価が上昇し、他の半導体関連の銘柄も、5月中旬以降は堅調でした。いわゆるコア&サテライトのサテライト部分として妙味がある投資信託です。

3位:iFreeNEXT FANG+インデックス

騰落率:23.77%

どんなファンド?:NYSE FANG+指数(円ベース)の動きに連動する投信です。為替ヘッジはなく、円安になると好影響、円高は悪影響となります。組み入れ銘柄は「iFreeレバレッジ FANG+」と同一です。 

まつのすけコメント:レバレッジなしのFANG+連動投信も高パフォーマンスとなりました。為替は円安となり、その分がプラスとなりました。ただし、急速に円安になると、為替介入のリスクも出てきます。

4位:イノベーション・インデックス・AI

騰落率:19.75%

どんなファンド?:主として世界の取引所に上場しているAI関連企業の株式に投資するファンドです。STOXXグローバルAIインデックス(ネット・リターン、円換算ベース)をベンチマークとして、この指数の動きに連動する投資成果を目指します。原則として対円での為替ヘッジはありません。

まつのすけコメント:組入上位銘柄はメタプラットフォームズ、アルファベット、エヌビディア、AMD、インテル、ピンタレスト、スノーフレイク、エクイニクス(IT大手)、デジタル・リアルティー・トラスト(米国の不動産投資信託)、ネットアップ(ソフトウエア大手)です。エヌビディアの好決算による株価上昇、堅調なメガテックに支えられ、圧巻のパフォーマンスを発揮しました。

5位:楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)

騰落率:18.08%

どんなファンド?:日々の値動きがNASDAQ-100指数(米ドルベース)の2倍程度のレバレッジ投信で、為替ヘッジがあります。組み入れ上位銘柄は、マイクロソフト、アップル、アマゾン、アルファベット(Google)、エヌビディア、テスラ、メタプラットフォームズ(FacebookやInstagram)、ASML(半導体大手)、ペプシコです。

まつのすけコメント:メガテック、エヌビディアなどの上昇が続き、NASDAQ-100がS&P500と比較して好パフォーマンスでした。年初はハイテク株は不人気だったので、意外な上昇が続いています。

6位以下はこちら!

6位:サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジなし)

7位:netWIN GSテクノロジー株式ファンド Bコース(為替ヘッジなし)

8位:グローバルAIファンド(為替ヘッジあり)

9位:Oneフォーカス AI

10位:ニッセイAI関連株式ファンド(為替ヘッジあり)