3861 王子ホールディングス 東証プライム

PER(株価収益率)7.9倍、PBR(株価純資産倍率)0.55倍、配当利回り3.04%

 2023年2月3日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は▲12.6%の1,050.00億円、経常利益▲18.6%の1,100.00億円の減収・減益の見通し。

 コロナ相場での急落で2020年3月13日の401円で底打ちとなり、ここから3月30日に597円まで自律反発し、401円を安値、3月30日の597円を高値とする三角保ち合い(A)をつくりました。この中で8月3日の435円、10月30日の436円と2点底をつけて上昇トレンド(B)へ転換し、この上昇トレンド(B)の中で、2021年5月13日に769円の高値をつけました。

 ここをピークにして、短期の下降トレンド(C)へ転換し、11月30日に524円の安値をつけて反発し、下降トレンド(C)を上にぬけて2022年2月17日に628円の戻り高値をつけました。

 ここから反落して3月10日に518円まで下げ、524円、518円の2点底の形となって4月21日に633円と戻り高値更新となり、ここを目先のピークにして5月13日に541円まで下げ、633円を高値とし、5月13日の541円を安値とする先細の下向き三角形(D)を形成しました。

 この中で煮詰まって、2023年2月3日に513円の安値をつけ、3月2日に565円まで上放れし、押し目を入れています。

5301 東海カーボン 東証プライム

PER(株価収益率)9.98倍、PBR(株価純資産倍率)0.97倍、配当利回り2.96%

 2023年2月9日発表。2023年12月期本決算予想は、前期比で営業利益は+10.9%の450.00億円、経常利益+5.8%の450.00億円と3期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場での急落で2020年3月17日の666円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成し、この中で2021年5月10日に1,960円の高値をつけ、ここをピーク下降トレンド(B)へ転換しました。

 この中で2022年3月9日の989円、5月25日の994円の2点底から6月9日に1,257円の戻り高値をつけて反落し、10月13日の930円で当面の底打ちとなり、反発して下降トレンド(B)を上にぬけて12月15日の1,166円の高値をつけ、ここから2023年1月16日に1,027円まで押し目を入れ、大幅上昇となって3月7日に1,387円の戻り高値更新となりました。

 ここを当面のピークにして3月23日に1,182円まで下げもみあっているところです。

6210 東洋機械金属 東証プライム

PER(株価収益率)19.17倍、PBR(株価純資産倍率)0.6倍、配当利回り5.18%

 2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は▲57.9%の7.40億円、経常利益▲51.3%の9.60億円の減収・減益の見通し。

 現状は、2020年3月23日の335円のコロナ相場の底打ちと、2022年10月28日の514円を結ぶ上昇トレンド(A)の中にあります。この上昇トレンド(A)の中で、2020年8月3日の378円の安値と2021年8月19日の465円の安値を結ぶ、やや角度の大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。

 この上昇トレンド(B)の中で、2022年3月25日に689円の高値をつけ、ここをピークに10月28日に514円まで下げて、上昇トレンド(B)を切りましたが、上昇トレンド(A)にサポートされて、2023年3月9日に625円まで反発し、ここを戻り高値にして下値をさぐる動きとなっています。

6305 日立建機 東証プライム

PER(株価収益率)10.68倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り3.21%

 2023年1月27日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+28.3%の1,200.00億円、経常利益▲8.9%の1,010.00億円の増収・減益の見通し。

 コロナ相場での急落で2020年3月19日の1,840円で底打ちとなり、ここからの上昇で9月30日に3,835円の高値に、大きな上下動となり、2021年6月3日の3,750円を2山目、11月1日の3,785円を3山目とする三尊天井をつくって、12月20日に3,165円まで押し目を入れました。

 ここからの反発で2022年1月13日に3,595円の戻り高値をつけ、下降トレンド(A)を形成しました。この下降トレンド(A)の中で、3月8日に2,642円の安値をつけ、6月9日に3,450円まで上昇し、ここからの調整で10月13日の2,595円で当面の底打ちとなり、12月1日に3,245円まで反発しました。

 ここからの調整で2023年1月16日の2,865円、2月2日の2,902円と2点底をつけて、3月7日に3,395円まで上昇し、ここから3月16日に2,883円まで下げて4月3日に3,165円まで反発し、下値確認の動きとなっています。

9110 NSユナイテッド海運 東証プライム

PER(株価収益率)3.88倍、PBR(株価純資産倍率)0.79倍、配当利回り8.20%

 2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+19.8%の320.00億円、経常利益+20.3%の320.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2020年3月17日の1,200円でコロナ相場で底打ちとなり、1年近い緩やかなもみあいのあと、2021年3月2日の1,536円を安値に3月23日に2,173円まで上昇して、4月2日に1,830円まで押し目を入れ、緩やかな上昇のあと、7月9日の2,178円を安値に急上昇となり、9月16日に5,470円の高値をつけ、ここをピークに大幅下落となって2022年1月27日の2,810円で当面の底打ちとなりました。

 ここからの上昇で3月4日の4,805円、6月2日の4,650円の2点天井、下値では4月7日の3,470円、6月24日の3,505円と2点底をつけ、8月4日に5,340円と2021年9月16日の5,470円に対する2番天井となりました。

 この2番天井からの下げで、11月1日の3,505円、2023年1月5日の3,495円と2点底をつけて、短期の上昇トレンド(A)となり、この中で3月10日に4,775円まで反発し、3月30日に4,080円まで下げて、4月13日に4,595円まで反発しました。

 先々週末に4,180円の安値をつけたところで、この水準は買えると考えていましたが、4日間で4,595円まで上昇しました。配当8%、好業績株ですので次の下げを待って買ってみるところです。