5393 ニチアス 東証プライム

PER(株価収益率)7.95倍、PBR(株価純資産倍率)1.07倍、配当利回り3.46%

 2023年2月6日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+12.3%の295.00億円、経常利益+3.0%の315.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場の急落で2020年3月17日の1,635円で底打ちとなって、上昇トレンドが続き、天井圏で2021年3月23日の2,953円、5月11日の3,050円、8月3日の3,040円、9月14日の3,090円と4山を形成してピークをつけました。

 この3,090円のピークから10月14日に2,495円まで大幅下落となり、ここから11月4日に2,874円まで反発し、戻り高値をつけて下降トレンド(A)に転換しました。

 この下降トレンド(A)の中で、2022年5月20日の2,091円、11月4日の2,180円と2点底をつけて、2,180円の安値から反発し、11月24日に2,492円まで上放れし、下降トレンド(A)をぬけて、2023年1月5日に2,292円まで押し目を入れたあと急上昇となって3月9日に2,815円の高値をつけ調整となっています。

5991 ニッパツ 東証プライム

PER(株価収益率)8.93倍、PBR(株価純資産倍率)0.62倍、配当利回り3.38%

 2023年2月9日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+49.8%の320.00億円、経常利益+30.4%の400.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場の下落で2020年3月17日の574円を1番底、8月7日の575円を2番底、11月13日の620円を3番底と3点底をつけて、上昇トレンド(A)を形成し、2021年6月3日に986円の高値をつけました。ここを当面のピークにして8月20日に744円まで下げて、ここからの反発で2021年1月12日に1,030円まで上昇して、年初来高値更新となりました。

 ここから安値744円、高値1,030円とする三角保ち合い(B)を形成しています。この中で下値を8月20日の744円、2022年3月7日の766円、10月28日の800円とし、煮詰まって上値を12月1日の940円として2023年2月10日に857円まで下げ、ここからの上昇で三角保ち合い(B)を上放れし、3月9日に984円の高値をつけ、大きく下げて3月16日に879円の安値をつけて反発しかかっています。

6482 ユーシン精機 東証プライム

PER(株価収益率)14.29倍、PBR(株価純資産倍率)0.81倍、配当利回り3.97%

 2023年2月3日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は▲17.0%の24.00億円、経常利益▲15.7%の26.00億円と3期ぶりの減収・減益の見通し。

 コロナ相場での大幅下落で2020年4月6日の593円で底打ちとなり、4月21日の607円で2番底をつけて、6月10日に808円まで上昇し、ここからの調整のあと9月24日の698円を安値に上放れとなって急上昇し、2021年1月14日の1,026円、2月3日の1,037円と2点天井をつけて下降トレンド(A)に転換しました。

 この下降トレンド(A)の中で5月27日の794円、6月21日の795円とダブル底をつけて反発し、8月2日の893円、9月14日の883円と2点天井となって再度の大幅下落となり、2022年4月27日の623円で当面の底打ちとなって、緩やかな上昇トレンド(B)に転換して、下降トレンド(A)を上にぬけてきています。

6809 TOA 東証プライム

PER(株価収益率)14.47倍、PBR(株価純資産倍率)0.59倍、配当利回り4.81%

 2023年2月2日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は▲2.7%の21.00億円、経常利益▲8.6%の22.00億円と4期連続の減収・減益の見通し。

 コロナ相場での大幅下落で2020年3月17日の630円で当面の底打ちとなり、もみあって8月3日の654円で2番底となって、上昇トレンド(A)へ転換しました。この上昇トレンド(A)の中で、11月11日に942円まで一段上げとなって、2021年1月25日に809円まで押し目を入れ、ここからの上げで、3月30日の1,037円で2段上げとなって高値をつけました。

 ここをピークに下降トレンド(B)に転換し、2022年4月12日に646円まで下げて、当面の底打ちとなりました。

 ここから反発となって下降トレンド(B)を上にぬけて5月6日に842円まで反発し、5月12日に740円まで押し目を入れてもみあい、この中で8月26日に819円まで上げて、12月2日に751円まで下げ、ここから2023年3月9日に853円の戻り高値をつけて押し目を入れているところです。

9531 東京ガス 東証プライム

PER(株価収益率)4.62倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り2.59%

 2023年1月31日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益は+181.0%の3,310.00億円、経常利益+156.4%の3,250.00億円と2期連続の大幅な増収・増益の見通し。

 コロナ相場の下落で2020年3月17日に2,062円の安値をつけ、ここからの反発で7月29日の2,696円を当面の戻り高値にして、11月25日の2,652円、2021年3月29日の2,580円と順下げの形となり、10月28日に1,855円の安値をつけました。

 ここから上昇トレンド(A)を形成し、2022年7月1日に2,833円まで上昇し、7月6日に2,356円まで下げて、三角保ち合いに近い形となりました。この中の煮詰まったところで2023年1月4日の2,429円の安値から上放れとなり、2月1日に2,877円と年初来高値をつけて下落となり、下値確認の動きとなっています。