6293 日精樹脂工業 東証プライム

PER(株価収益率)9.18倍、PBR(株価純資産倍率)0.5倍、配当利回り3.72%

 2022年8月10日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+16.4%の30.00億円、経常利益+5.4%の31.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 2020年3月13日の742円でコロナ相場で底打ちとなり、3月27日に1,042円まで自律反発し、ここでもみあって5月26日の987円の高値から再下落となり、7月13日の779円、7月31日の780円と2点底をつけて上昇を開始し、2021年3月29日に1,066円まで上昇後、押し目をつけ4月9日の931円、5月13日の951円と2点底となり、ここから急騰し6月28日に1,473円まで上昇して、ここでピークとなりました。

 そして8月12日の1,467円の戻り天井から8月20日に1,063円まで急落し、9月14日に1,250円まで反発して下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で2022年6月20日の856円で底打ちとなって反発に転じています。

4634 東洋インキSCホールディングス 東証プライム

PER(株価収益率)8.38倍、PBR(株価純資産倍率)0.44倍、配当利回り4.74%

 2022年8月5日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益▲0.0%の130.00億円、経常利益▲9.3%の140.00億円の減収・減益の見通し。

 コロナ相場の急落で2020年3月17日に1,580円で底打ちし、3月30日に2,230円まで自律反発し、4月3日に1,817円まで下げて、高値2,230円、安値1,817円とする右肩下がりの直角三角形(A)の保ち合いを形成しました。

 この保ち合いの中のもみあいで、2021年1月20日の1,829円を安値に短期の上昇トレンド(B)を形成し、この上昇トレンド(B)の中で、保ち合いを上放れし4月12日に2,169円まで上昇後、反落して7月9日に1,896円まで下げ、ここから再上昇となって9月14日に2,200円の年初来高値をつけました。

 ここをピークに短期の急落トレンド(C)となり、2022年3月8日に1,718円で当面の底打ちとなりました。ここから4月5日に1,983円まで反発し、4月13日に1,873円まで押し目を入れてもみあい、6月8日に2,014円の高値をつけて、7月6日に1,867円まで下げるというもみあいが続いています。

 昨年の9月14日の2,200円のピークから今年の3月14日の信用期日も経過し、9月14日で1年経過となりますので、十分な調整をしていると思われます。

7463 アドヴァングループ 東証スタンダード

PER(株価収益率)6.45倍、PBR(株価純資産倍率)0.8倍、配当利回り4.68%

 2022年7月4日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+25.4%の48.00億円、経常利益▲10.5%の51.50億円の増収・減益の見通し。 

 コロナ相場の急落で2020年3月13日に850円で当面の底打ちとなり、短期の下降トレンド(A)を形成しました。

 この中で3月27日に1,171円まで自律反発し、ここからの反落で4月15日の1,000円の安値から大幅上昇となって6月16日に1,388円まで上昇しました。ここから8月17日に1,201円まで押し目を入れ再上昇となって、11月12日に1,454円の高値をつけました。

 ここをピークに12月22日に1,189円まで下げ、もみあったあと2021年1月12日に1,393円の長い上ヒゲを出し、1月8日の1,245円を終値とする、短期の下降トレンド(B)へ転換しました。

 この下降トレンド(B)の中で、8月20日に865円の安値をつけ、9月27日に1,008円まで上昇したあと、880~1,000円のボックス相場の中の動きとなり、今年の1月4日の1,005円を高値に下放れとなり、5月13日の731円で底打ちとなって小さな三角保ち合いを形成し、8月15日に829円で上放れ(買転換)となっています。

3405 クラレ 東証プライム

PER(株価収益率)7.87倍、PBR(株価純資産倍率)0.56倍、配当利回り3.97%

 2022年8月10日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+8.0%の780.00億円、経常利益+9.1%の750.00億円と2期連続の増収・増益の見通し。

 コロナ相場の急落で2020年3月17日に920円で底打ちとなり、ここからの反発で6月9日に1,278円まで上昇し、ここから短期の下降トレンド(A)を形成し、この中で10月30日に962円まで下落しました。

 ここを2点底にして反発し、下降トレンド(A)を上にぬけて2021年3月25日に1,355円の年初来高値をつけました。ここをピークに7月9日の977円、12月1日の937円、今年の3月9日の950円とピークから1年かけて3点底をつけて、6月8日には1,163円の年初来高値となりました。ここをピークに1045~1,084円のボックス相場となって下値を確認しているところです。

4188 三菱ケミカルグループ 東証プライム

PER(株価収益率)6.7倍、PBR(株価純資産倍率)0.69倍、配当利回り4.22%

 2022年8月3日発表。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益▲8.6%の2,770.00億円、経常利益▲8.4%の2,660.00億円の減収・減益の見通し。

 コロナ相場の急落で2020年3月13日に547円で底打ちとなり、3月27日に683円まで反発し、560~682円のボックス相場(A)の動きとなりました。この中で11月5日の543円を2点底にして上放れし、上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2021年9月14日に1,063円まで上昇して年初来高値をつけ、ここをピークに調整入りとなりました。

 その後12月2日に810円まで下げて、2022年1月14日に920円まで反発するものの、3月9日に717円まで下げたあとは下向きの三角保ち合い(C)となっています。この中でもみあって煮詰まり8月4日に704円まで下げて下値を確認する動きとなっています。