7月の米インフレ率小幅低下、インフレ鎮静化の期待が高まる
10日に発表された7月の米インフレ率(CPI総合指数・前年同月比上昇率)が8.5%と、6月の9.1%より0.6ポイント低かったことから、米インフレ鎮静化の期待が高まり、米国株の上昇に寄与しました。
米インフレ率(CPI総合指数前年同月比%):2020年1月~2022年7月
世界景気減速を受けて、原油・穀物・貴金属などの国際市況が大きく下がっていることから、そろそろインフレは低下に向かうという見方が出ていました。7月の低下はわずかで、まだ米インフレ率は8.5%に高止まっていますが、今後、インフレ率の低下が鮮明になるとの期待が出ています。