今週の指標:日経平均株価

 チャートをみると、3月9日の2万4,681円を安値に3月25日の2万8,338円の戻り高値からの下落となっており、12日に2万5,688円まで下げて反発しました。

 目先は4月21日の2万7,580円ですが、ここまで戻らず再下落となれば、3月9日の2万4,681円に対する2番底を試す可能性があります。その場合は、2万5,000~2万5,500円水準となりそうです。

先週の動き

 先々週は、ゴールデンウイークで5月2日(月)6日(金)のみの営業で、前週末4月29日(金)の米国市場で3指標の急落を受け、シカゴ日経先物が▲140円の2万6,730円となっていたことで、2日間の営業日のため2万6,500~2万7,500円のレンジを想定しました。

 結果的は、FRB(米連邦準備制度理事会)の強い金融引き締めへの懸念を背景にインフレへの不透明感、米株式が安値更新する動きとなっていたことで、日経平均は想定レンジの下限2万6,500円を大きく下回る2万5,688円まで下げて週の終値は2万6,427円で引けました。