東京市場における「別視点」の銘柄選択とは?

 米市場に比べ割安な東京市場でも影響は受ける、いや、すでに受けています。ここでは、現在の状況が急に改善するという前提に立たず、今とそう変わらない状況が継続したときの銘柄選択の仕方を提示したいと思います。

 それは「直近年初来高値更新銘柄」です。それらを詳しく見ていくと以下のカテゴリーに当てはまる銘柄が多いことがわかります。

  • 防衛/経済安保
  • データ/通信
  • エネルギー/食糧
  • サプライチェーン問題
  • ディフェンシブ
  • 国内経済活動再開

 インフレ懸念、地政学的リスク、グロース株の低迷など、それらをメリットとする銘柄、その反対側に位置する銘柄です。現状が継続するとこれらがさらに買われ、さらに高値を更新する可能性もあります。

 参考となる銘柄を、今の視点を加えて取り上げます。