SNS・インターネット編

 10代、20代の若者にとって欠かせないのが、YouTubeやTwitter、Instagram、TikTokといったSNS。

 こうした企業の多くは海外のIT企業が運営しています。YouTubeは、検索ツールで有名なGoogleの親会社アルファベット(GOOG)、InstagramはFacebookも運営するメタ・プラットフォームズ(FB)という米国企業が運営するSNSメディアです。

 証券会社に外国株口座を開設すれば、そういった米国企業にも投資できます。

 しかし、日本円を米国ドルに両替するなど投資初心者には少しハードルが高いもの。

 日本の株式市場に上場しているSNS関連企業としては「ABEMA(アベマ) TV」を配信しているサイバーエージェント(4751)、日本生まれのSNSアプリ「LINE」やYahoo!JAPANを傘下に持つZホールディングス(4689)などが有名です。

 若者にとって身近な存在で、今後も急成長が見込まれるIT産業。株主になりその舞台裏を知ることは、投資の面だけでなく将来の就職活動などにも役立つでしょう。

国内SNS関連企業一例

会社名(銘柄コード) 株価 いくらから買える?(100株) 企業情報
サイバーエージェント (4751) 1,372円 13万7,200円 「ABEMA TV」などネットテレビ局や「ウマ娘」などゲーム事業を展開。ネット広告事業が収益の柱。
Zホールディングス (4689) 436.4円 4万3,640円 日本で最もアクセス数の多いポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を運営。SNSアプリ「LINE」の他、「ZOZO」「Pay Pay」など数多くのネット通販やIT決済サービスなどを展開。
株価は5月10日時点