今週の指標:ドル/円
今週もFRBによる金融正常化をにらみ米金利高に連動したドル買いが入りやすく、ドル/円は底堅い値動きとなりそうです。また、日本銀行は長期金利の上昇を抑えるため指し値オペを断続的に実施しており、ドルは下げづらい展開となります。ドル/円は4月28日につけた直近高値131.24円を試すことになりそうです。
先週の動き
先週のゴールデンウイーク中は、為替は130円をはさんだもみあいとなりました。その中でFOMCの結果を受けて4日(水)は一時ドルが売られ、1ドル=128.26円までの円高となりましたが、翌5日(木)は10年債利回りが3.14%と3年ぶりの高水準になったことで、ドルが買い直され、1ドル=130.55円まで上昇しました。週末の6日(金)は130.56円で引けました。