今週の指標:日経平均株価

 先週の予測では、目先の25日線を守って反発できるかどうかを注目としました。下値では2万6,500~2万7,500円のレンジの下限を想定しました。

 結果的には、週始めの米株の下落を受け、日経平均は週始めの2日で約600円の大幅下落となり、12日(火)の▲486円の下落では2万6,304円まで下げて、2万6,334円で引けました。

 しかし、13日(水)には、大きな下落の反動や125円台の円安、時間外の米国株先物の上昇を受け、+508円の2万6,843円と大幅反発しました。

 さらに14日(木)も海外では126円台の円安、米国3指標そろっての大幅高、中国株の上昇を受け、一時2万7,200円の高値をつけ、終値は+328円の2万7,172円でした、週末は一時▲387円の2万6,784円まで下落するものの終値は▲78円の2万7,093円で終わりました。

 今週は、企業決算における新年度の業績見通し、ロシアのウクライナ攻撃の緊迫化が懸念され、2万7,000円をはさんだ乱高下となる可能性があります。2万6,500~2万7,500円のレンジが想定されるところです。