小型成長株は値動きが荒い 

 株式投資の醍醐味は、なんと言っても成長株と言う人もいます。株式投資に慣れてきたら、割安株をコアにしつつ、小型成長株投資にもトライしてみて良いと思います。ただし、小型成長株は当たれば大きく上昇しますが、失敗すると大きく下がることに注意が必要です。

 東証マザーズと呼ばれていた市場(4月4日の東証再編で、東証グロース市場に再編された)は、値動きの荒い小型成長株の宝庫でした。当たると、おもしろいように上がるのですが、暴落すると目も当てられない状況になります。

 2021年以降、東証マザーズ指数は暴落しました。今、大きく下がった東証グロース上場株(旧東証マザーズ株)を見直す動きも出ています。私も、旧東証マザーズ株をそろそろ見直していいタイミングに入っていると思っています。

 ただし、思惑が外れた時には暴落することもあるので、株式投資に慣れてから、機動的な損切りもできるようになってから挑戦した方が良いと思います。

東証マザーズ指数の月次推移:2016年1月~2022年4月(13日)

出所:QUICKより作成
注:4月4日で東証マザーズ市場は消滅したが、東証は旧東証マザーズの構成銘柄によるマザーズ指数の計測を続けている。上記グラフは東証マザーズ指数の4月13日までの動きを表している

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