小売業などに絞って優待内容が魅力的な成長株を選出!
といっても、優待株ファンの中には、「クオカードは少し味気ない」という人もいるでしょう。そこで、「スーパースクリーナー」の条件を少しゆるめて、優待内容が魅力的そうな小売業、電気機器、食料品に絞って検索してみました。
条件検索は、「配当利回り0.5%以上」「過去3年平均売上成長率・過去5年増収比率がいずれも5%以上」と、成長性のハードルを少し下げました。
しかし、コロナ禍で売上・利益が激減した小売業界にとっては、これでも、かなりハードルの高い条件になります。
そんな厳しい条件をクリアした成長性の高い小売業系優待株は、次の5銘柄になりました。
優待株投資をしている人なら聞いたことのある銘柄も多いはず。
ぜひ来たる3月優待株の取引の参考にしてください!
■シュッピン(3179)
カメラ、時計など中古品販売サイトを運営。
過去5年増収比率:21.06% 過去3年平均売上高成長率:6.47% 配当利回り:2.13%
優待内容:100株以上で商品購入時5,000円割引、売却時5%上乗せ優待券1枚(2年以上継続保有でもう1枚追加)
■FOOD&LIFE COMPANIES(3563)
「スシロー」「海鮮三崎港」「京樽」を展開。
過去5年増収比率:18.41% 過去3年平均売上高成長率:13.99% 配当利回り:0.69%
優待内容:3月、9月、100株以上で各1,100円分の優待割引券
■ヤーマン(6630)
美顔器・化粧品メーカー。
過去5年増収比率:13.07% 過去3年平均売上高成長率:20.40% 配当利回り:0.6%
優待内容:100株以上で、自社オンラインストアにて利用可能な株主優待割引券5,000円分。継続保有で上乗せあり
■日清食品HLDG(2897)
「カップヌードル」の販売メーカー。
過去5年増収比率:10.18% 過去3年平均売上高成長率:6.08% 配当利回り:1.56%
優待内容:100株以上で3,000円相当の自社製品詰め合わせセット。300株以上保有すると3月、9月の年2回、3,500円相当に増額
■マツキヨココカラ&カンパニー(3088)
「マツモトキヨシ」「ココカラファイン」などを運営。
過去5年増収比率:6.69% 過去3年平均売上高成長率:7.85% 配当利回り:1.79%
優待内容:3月と9月に100株以上で各2,000円分の自社グループ商品券
残念ながら、ここ最近、反転上昇に転じたシュッピンと日清食品HLDGを除く3社の株価は低迷しています。
ただし、魅力的な優待内容を考えると、長期保有に徹すれば、高い売上・利益成長に乗った株価の上昇も再開するはず。それまで待ちに徹する作戦もありでしょう。
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