今週の指標:NYダウ(ダウ工業株30種平均)

 今週は1月25~26日に開催されるFOMCが目先ポイントとなり、この水準から反発するかどうかが日経平均のリバウンドとなるかどうかとなりそうです。ロシアによるウクライナ侵攻も警戒感が続くことになり注目です。

 今週の注目は、

24日(月)米国1月製造業PMI(購買担当者指数)
25日(火)FOMC、IMF(国際通貨基金)世界経済見通し
26日(水)FOMC終了後の政策金利発表とパウエル議長の記者会見
27日(木)米国の新規失業保険申請件数
28日(金)ミシガン大学消費者信頼感指数

先週の動き

 先週のNYダウは、1月17日(月)は、キング牧師誕生日で休場でした。3連休明けの18日(火)は、金利が上昇し将来の利益の現在価値が目減りするグロース株が下落し、NYダウは▲543ドルの3万5,368ドルとなりました。19日(水)は、FRBの早期の急激な金融引き締めへの警戒感から▲339ドルの3万5,028ドルと続落しました。

 さらに20日(木)は上昇して始まるものの、来週にFOMCを控えFRBの金融引き締めが警戒され▲313ドルの3万4,715ドルと3日連続の大幅下落となりました。

 週末の21日(金)は、ハイテク大手の決算やFRBの金融政策会合(FOMC)を控え警戒感やロシアのウクライナ侵攻の可能性から地政学的リスクで▲450ドルの3万4,265ドルと6日連続の下落となりました。

 6日続落で、目先の下値ポイント3万3,800ドル水準へ接近してきています。