日本を代表する大型銘柄と割安成長銘柄、2022年はどちらを選ぶ?

 今回は2022年に注目する銘柄について聞きましたが、それぞれの個性がよく表われた回答が返ってきました。

 日本を代表する大型銘柄を挙げたのが、エルさんとかぶ1000さんです。エルさんは、国内時価総額ランキング(2021/12/1現在)第3位のソニーグループ(6758)、かぶ1000さんは同第6位のソフトバンクグループ(9984)を挙げています。株価(2021/12/1現在)は、ソニーが1万4,000円程度、ソフトバンクが6,000円程度と高額なので、投資初心者には手を出しにくいかもしれませんが、いつかは保有してみたいものです。

 また、たりたり社長さんは米国市場を代表する大型銘柄の1つ、ビザ(V)を勧めます。クレジットカード会社の株価は消費需要の動向と海外旅行先での消費動向に左右されます。その点、新型コロナが落ち着いて、消費や旅行が活発になると予想できる2022年は反発するのではないかという見方です。

 一方、割安成長株狙いのDAIBOUCHOUさんと、株主優待派のようこりんさんは、一般にはあまり知られてない中小銘柄を挙げています。DAIBOUCHOUさんの推しは、北陸地方や東海地方を中心にドラッグストア「ゲンキー」を展開するGenky Drugstores(9267)、ようこりんさんのオススメは、電気自動車やIT関連機器、半導体などで使われる非鉄金属を取り扱うアルコニックス(3036)です。

 長い投資歴を誇るベテランであり、「億り人」でもある2人が、何千という中から選んだ1本なので、まずは業績の推移や株価の動きをチェックしてみるといいかもしれません。