今週の指標:日経平均株価

 今週のどこかで、新型コロナ感染者が減少傾向にあるため、日本株の相関的な優位性が見直されるかもしれません。9月中間決算配当の支払いが本格化しはじめたことで、再投資の買いも見込まれています。

 新型コロナのオミクロン型変異株への警戒感を見ながら水準訂正が意識されるところです。しかし、先週まで続いていた下値切り上げの動きが崩れたため、立ち直りに時間がかかるかもしれません。

 目先は10月25日の2万8,472円を終値で切ると、次は2万8,000円、ここを切ると10月6日の2万7,293円が意識されます。

先週の動き

 インフレ懸念から早期利上げ観測が広がり、先週の米国株式はハイテク株中心に軟調な動きとなり、ナスダック総合指数が2日連続下落。

 これを受けて日経平均も先週は荒い動きとなり、週末の26日(金)は、新型コロナの新たな変異株が南アフリカで検出されたニュースに香港ハンセン指数の急落もあって、日経平均は一時▲893円の2万8,605円まで下げ、終値は▲747円の2万8,751円の暴落となりました。

 25日(木)は、感謝祭で米国市場がクローズされていた影響で、その売りまで日本に集中したため、投機筋の仕掛けも加わって暴落となりました。

 海外で新型コロナ感染が拡大している中で、日本の感染減少という状況を本来は評価され、日本株が買われてもおかしくない局面ですが、そうはなっていません。