【結論】個別株中心の投資家は従来通りNISAを活用!

 もし現行のNISA口座であれば、個別銘柄に投資できるのはもちろん、ETFもREITも投資信託も可能です。投資の選択肢がかなり広いので、「今年はNISAの枠を使って個別銘柄に投資したけど、「来年はNISAで投資信託」もできます。

 しかし、つみたてNISA口座は、限られた投資信託の中から投資対象を決めることになるので、選択肢があまりありません。

 なお、現行のNISAとつみたてNISAは、同じ年に同時に使うことはできませんが、年ごとに使い分けることはできます。来年は現行のNISAを使うが再来年はつみたてNISAを使ってみる、ということも可能です。

 そもそも、つみたてNISAは、定期的な積立による長期分散投資を行いたい投資家向けの制度です。個別銘柄に投資するというスタイルの個人投資家としては、通常のNISAを活用していけばよいと思います。