三菱UFJと三井住友は自社株買いも発表

 三菱UFJは、増配に加え、上限1,500億円(発行済総株式数の2.33%)の自社株買いを決議したことも発表しました。これで、特別配当2.33%を出すのと同等のメリットが投資家に及びます。

 上限まで自社株買いをすると、発行済み株式数が2.33%減ります。すると、純利益の総額は変わらなくても、1株当たり利益が約2.33%増えます。PER評価が変わらなければ、株価は2.33%上昇することになります。

 予想配当利回り4.3%(11月16日時点)に加え、2.33%の自社株買いが行われれば、とても魅力的な株主への利益還元となります。

 三井住友FGも、増配に加え、自社株買い上限1,000億円(発行済総株式数の2.4%)の自社株買いを決議したことを発表しました。

 上限まで自社株買いをすると、発行済み株式数が2.4%減り、1株当たり利益が約2.4%増えるので、他の条件が変わらなければ理論上、株価は2.4%上昇することになります。予想配当利回り5.4%(11月16日時点)に加え、2.4%の自社株買いが行われれば、とても魅力的な株主への利益還元となります。

 財務良好、収益基盤・キャッシュフローも安定的な三菱UFJと三井住友FGは、来期以降も、増配や自社株買いをやっていく可能性が高いと予想しています。