日本株は割安と判断、秋口に政治波乱の可能性に注意

 日本株は、買い場と考えます。東証一部平均値で見ると、財務・収益力・配当利回りから考えて、「売られ過ぎ」と判断しています。確かに足元の景気回復は遅れていますが、いずれワクチン接種が進み米景気好調の恩恵も受けることで、景気回復も遅れて鮮明になると予想しています。

 リスク要因として、変異種拡大が世界経済に与える影響に加え、秋口の政治日程にも注意が必要です。日本では、自民党総裁選と衆議院選挙が予定されています。衆院選で自民党が敗北すると、外国人が日本株を売る要因となる可能性があり、注意が必要です。

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