5358 イソライト工業 東証1部
PER(株価収益率)8.85倍、PBR(株価純資産倍率)1.0倍、配当利回り3.42%
2021年5月12日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+11.6%の24.00億円、経常利益+6.3%の25.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2018年2月2日の1,447円を高値とする下降トレンド(A)を形成していました。この中で2018年12月25日の410円、2019年8月29日の405円を2点底にして反発し、12月10日に724円まで上昇したところで、コロナ相場に巻き込まれ、その後の急落局面にツレ安し、2020年4月3日の394円で底打ちとなりました。
ここから6月10日の539円まで反発し、7月2日の397円まで押し目を入れて、三角保ち合い(B)となりました。この三角保ち合い(B)が煮詰まった11月20日の431円を安値に上放れとなって、短期の上昇トレンド(C)を形成し、2021年の3月22日の707円、4月6日の733円と2点天井となって、いったん調整入りとなっています。
すぐに上昇したのは2021年3月期の決算で2022年3月への期待が膨らんだためでした。結果的に増収、増益となり、PER9倍台、PBR1倍台で、配当利回りも3.3%台となりました。そのため4月6日には733円まで上昇しましたが、目先材料出尽くしとなって600円水準を下値にもみあっています。