6644 大崎電気工業 東証1部

PER(株価収益率)10.17倍、PBR(株価純資産倍率)0.65倍、配当利回り3.22%

 2021年5月11日発表。2022年3月期本決算予想は、前年同期比で営業利益+30.4%の35.00億円、経常利益+14.3%の33.00億円と5期ぶりの増収・増益の見通し。

 2016年12月29日の1,253円、2017年2月1日の1,290円と2点天井をつけて大幅下落となり、4月13日に873円まで下げました。

 ここを基点にして上下動のもみあいながら、ゆるやかな下降トレンド(A)となり、この中で2018年12月25日の612円を安値に2019年2月4日に750円まで反発後、612円を安値とし11月5日の774円を高値とするボックス相場(B)の中で上下動となっています。

 この中で11月5日の774円を高値に、コロナ相場に巻き込まれ2020年2月からの急落局面でツレ安し、3月13日に415円で底打ちとなりました。

 この2020年3月13日の415円の底打ちからの上昇トレンド(C)の中で、9月28日に647円まで上昇後、11月30日に531円まで押し目を入れて三角保ち合い(D)に移行し、煮詰まりつつあります。

 業績からみると割安株で上に行く可能性が高いですが、チャートからは5月13日の571円を終値で切ると短期の下放れとなりますので、その場合はいったん損切りとします。