復習:損切り貧乏にならないためのポイントは?

 前回に引き続き、今回も「損切り貧乏」について取り上げます。

 まず前回の復習を兼ねて、損切り貧乏にならないためのポイントを挙げていきます。

≫前回「損切り貧乏」を回避する投資テク1:やってはいけない3つのこと

損切りのルールをしっかり決める

 ルールを決めないと、株価が急落したときに慌てて損切りしたりして、損失が膨らんでしまいます。

損切りのラインを厳しくしすぎない

 例えば移動平均線を1円でも下回ったら損切り、とか、買値を1円でも下回ったら損切り、とすると、日々の細かな株価の変動だけで損切りラインに抵触してしまい、売る必要のないところで売ってしまいます。

損切り後株価が上昇したら買い直す

 損切り後、その株が上昇しても買い直さないと、株価上昇による利益を得られず、損切りによる損失のみが残ってしまいます。

損切りしなかったら、どうなったかを確かめる

 もし損切りしなかったら、さらなる株価下落でもっと損失が大きくなっていたならば、損切りをして損失が生じても、それが正しかったということが確認できます。