ナスダック100指数が史上最高値を更新した意味
米国市場では、13日にS&P500指数とナスダック100指数が史上最高値を更新しました。FRB(米連邦準備制度理事会)は14日に公表した地区連銀経済報告書で、「2月下旬から4月上旬にかけ経済活動の拡大はほとんどの地域で緩やかに加速した」と総括しました。
13日に発表されたCPI(消費者物価指数)の前年同月比は+2.6%となりましたが、商品市況上昇に伴う一時的な物価上昇とみなされ、コアCPI(エネルギーと食品を除く消費者物価指数)の伸びが+1.6%にとどまったことに注目です。FRBは「インフレの持続的な上昇」を想定しておらず、実際に長期金利は1.6%台で落ち着いています。
こうしたなか、4月はグロース株を象徴するナスダック主力株の回復基調が鮮明となっています。一時の勢いを失ったバリュー株に代わり、ナスダックへの資金回帰が市場平均(S&P500指数)を押し上げた要因となりました。
例えば、大手デジタル関連銘柄で構成される「NYSE FANG+指数」は11営業日連続の上昇を記録して注目されました(13日)。
図表1は、ナスダック主力株の株価動向を示すナスダック100指数とS&P500指数の推移を示したものです(2020年初を100として比較)。
「GAFAMT」と呼ばれるナスダック100指数の時価総額上位6社は、S&P500指数(時価総額加重平均)と重複しており、ナスダック100指数がリベンジ(逆襲)に転じたことで、S&P500指数の高値更新に寄与した流れがわかります。
<図表1:ナスダック100指数のリベンジがS&P500の堅調をけん引>





















































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