2021年3月中に買った&売った銘柄

 ポイント投資で保有している銘柄のうち、3月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します!

売った銘柄

 3月は保有していた岩塚製菓を売却し、また今月好成績銘柄のプレサンスコーポレーションの他に、TAKARA&COMPANY、GENKYDRUGSTORESをスイングトレードしました。

▼【株式】 岩塚製菓(2221)

 以前購入していた銘柄です。なかなか思うように株価が上昇しなかったので、他の銘柄に乗り換える趣旨で微益撤退しました。キャピタルゲイン狙いのポイント投資ではなく、配当&株主優待目当てであれば中長期保有もいいと思います。

▼【株式】 TAKARA&COMPANY(7921)

 株主優待の権利確定日に向けた上昇を狙って購入。1~2カ月は保有する予定でしたが、短期間で大きく株価が上昇して大陽線が出たので、安全策で利益確定しました。短期間で+8.16%となり、満足のスイングトレードでした。

▼【株式】 GENKYDRUGSTORES(9267)

 こちらも株主優待の権利確定日に向けて株価が上がる可能性があると考えて購入しました。ただし、3月下旬に大陰線が出て、株式市場全体のムードも悪かったので、安全第一でクローズしました。

▼【投信】楽天みらいファンド

 先月購入したバランス型投信です。投資信託は原則としてバイ&ホールドする方針ですが、今月はNASDAQ銘柄が一時大きく崩れたので、今後の期待値としては世界全体のバランス型ファンドである楽天みらいファンドより、リバウンドを期待できると考えて、他の投信にスイッチングしました。

買った銘柄

 これまで言及した銘柄の他、以下の銘柄に新規で投資しました。

▼【株式】キャンドゥ(2698)

 5月末が権利確定日の銘柄で、そこに向けた株価上昇を期待して買いました。できる限り利は伸ばしつつも、途中で崩れる局面があったら安全第一でクローズする方針です。

▼【ETF】上場米国株式(1547)

 楽天ポイント投資では、S&P500指数に連動する商品を持っていないことにふと気が付きました。世界を代表する大投資家であるウォーレン・バフェット氏も、S&P500への投資には好意的なスタンスであり、今後も無難な株価上昇を期待できると考えて購入しました。

▼【投信】楽天・全米株式インデックス・ファンド

 楽天SPUの+1倍のために、500ポイントで投信を購入するのが毎月の定例作業となっており、3月は久しぶりに「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を購入しました。CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指しており、組入上位銘柄はApple、マイクロソフト、Amazon、フェイスブック、テスラ、アルファベット(Google)、ジョンソン&ジョンソン、バークシャー・ハサウェイ、JPモルガン・チェースです。

▼【投信】iFreeNEXT FANG+インデックス

 楽天みらいファンドを売却した金額のスイッチング先は2つで、半分はこの投信を購入。米国上場の10企業に集中投資しているユニークな投資信託です。ボラティリティが高い傾向にあり、ポートフォリオのスパイスとしては面白い投資信託だと考えています。

▼【投信】iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

 楽天みらいファンドの売却代金の残り半分は、米国NASDAQ市場で最も知名度が高い株価指数に連動する投信を買いました。足元では米国の長期金利上昇を受けてNASDAQ市場が軟調になっていますが、2009年3月~2021年2月の月次データ(総月数143カ月)では、金利上昇とグロース株の相関は明確ではありません。

 米国NASDAQ上場企業の多くは事業内容が金利敏感ではないので、バリュー株やコロナ禍悪影響銘柄のリバウンド狙いへの資金シフトが一巡したら、再上昇に向かうと考えています。