2021年3月末時点のポイント投資資産「104万9,366円」
こんにちは、ポイント投資を実践している、まつのすけです。昨年2月からこの連載が開始して、楽天ポイントを使ったポイント投資で100万円を目指し、運用を続けてきました。開始していきなりコロナショックで株式市場が大暴落となり、どうなることか心配でしたが、無事1年2カ月で100万円に到達しました! やったー!!!
保有していた楽天ポイントは約30万ポイントでしたので、短期間で3倍以上になった計算です。すごく嬉しいです。当初は年率+30%程度のリターンを継続して、4~5年程度で届けばいいなと思っていたので、短期間で良いパフォーマンスを出せて良かったです。実はみんなが見ているので「こりゃ下手なことはできないな」と、普通の投資以上に緊張して投資をしていました。かっこ悪いところを見せずにすんで、今、ほっとしています(笑)。
さて、3月の株式市場は前半に崩れ、その後は中旬まで好調でしたが、月末にかけては再び軟調な展開となりました。米国の金利上昇によって特にグロース株が軟調となっていますが、過去も経済回復の初期の利上げ・金利上昇が懸念されるシーンでは、一時的に株価が下落しても復活しました。今回も調整局面は一時的なものだと考えています。
昨年は株価が底打ちして大きく上昇しました。過去は暴落後に大幅にリバウンドした年の翌年は、▲10~▲20程度の調整もあったので、今年も一時的な下落は想定していました。来年あたりまではコロナ禍の一服による経済回復の年になると考えていますので、今年の株価下落局面は押し目買いのチャンスという目線で臨んでいます。
2021年3月末時点での、ポイント投資で得た資産を発表しましょう! 株式・投資信託・暗号通貨の全部門で堅調な推移となり、ポイント投資で得た資産は、3月末時点で合計104万9,366円。2月と比較してポイント投資による資産額は+10万4,744円となりました。連載当初はいつか達成できるといいなという目標だった100万円に、わずか1年2カ月で到達できてよかったです。コロナ大暴落前の2月に開始し、いきなり波乱万丈に巻き込まれましたが、株価大暴落をうまく乗り切ることができました。
ポイント資産は大部分が株式となっていますが、3月下旬に売却した資金のうち一部がまだ余っているので、適宜トレードに活用していきたいと思います。
投資初心者の方ですと、楽天ポイントで投資信託を購入している方も多いと思います。そこでポイント投資で購入し、今も保有している投資信託についてご紹介します。今月は米国高配当株、全米株式、先進国株式に連動する投信のパフォーマンスが良好でした。他方、NASDAQ次世代50、FANG+、香港ハンセン指数は軟調な展開となりました。
▼ポイントで買って保有している投資信託・騰落率ランキング(追加投資分は除く)
楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド 9.96%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド:全米株式) 8.31%
<購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド 6.76%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド:全世界株式) 6.02%
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス 5.83%
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) 5.72%
ひふみプラス 4.88%
つみたて先進国株式(為替ヘッジあり) 3.26%
楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド:新興国株式) 1.46%
香港ハンセン指数ファンド ▲0.98%
iFreeNEXT FANG+インデックス ▲1.45%
iFreeNEXT NASDAQ次世代50 ▲2.94%
楽天ウォレットでの仮想通貨(暗号資産)のポイント投資では、前月比+31.49%と高騰が続いています。6カ月連続で大幅な上昇となり、末恐ろしい状況となっています。
2021年3月の概況&好成績銘柄TOP5!
2021年3月1~31日の間、ポイント投資で保有している銘柄のうち、成績が良かった上位5位を発表!
▼1位 【暗号資産】ビットコイン
騰落率:+31.49%(632円→831円)
コメント:3月もビットコインが上昇しており、とどまることを知らない高騰を続けています。率直に言って、この展開は全く予想しておらず、少額しか投資しなかったのを悔やんでおります。
▼2位 【株式】アイフル(8515)
騰落率:+14.29%(2万8,000円→3万2,000円)
コメント:かなり前に購入し、中長期保有となっているアイフルが、3月は堅調な推移となりました。割安感がなくなるところまで上昇したら利益確定を検討したいと考えています。
▼3位 【株式】プレサンスコーポレーション(3254)
騰落率:+13.26%(15万100円→17万円)
コメント:特に業績に問題はないのに軟調な展開となっており、リバウンドの兆しが見えたことから、3月末の権利確定日に向けた上昇を期待して購入しました。首尾よく上昇したので、権利確定日前に利益確定しました。
▼4位 【ETF】NFNYダウ(1546)
騰落率:+10.66%(3万5,800円→3万2,350円)
コメント: 先月に購入したNYダウ30に連動するETF(上場投資信託)がさっそく好調となり、ポイント投資のパフォーマンスに寄与してくれました。TOPIX(東証株価指数)や日経平均、S&P500やNASDAQではなくNYダウを選択したのは正解でした。長く相場を見ていると、値動きや情勢から何となくこの株価指数が良さそうと感じるようになることがあります。この「なんとなく良さそう!」という感度が、五分五分から55~60%まで精度が上がれば、つまりは「当たるようになれば」投資家として自信が持てるようになります。だから、余力があるときは、日々の株価・主要な出来事などをチェックし、相場観を養うとよいと思います。
▼5位 【投信】楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド
騰落率:+9.96%(552円→607円)
コメント:2020年12月に購入した米国の高配当株式に投資する投信が好調でした。3月はグロース株よりバリュー株優位の流れになり、高配当銘柄群も大きく上昇しました。
2021年3月中に買った&売った銘柄
ポイント投資で保有している銘柄のうち、3月中に売ったり、ポイントで買い足したりした銘柄とその理由を解説します!
売った銘柄
3月は保有していた岩塚製菓を売却し、また今月好成績銘柄のプレサンスコーポレーションの他に、TAKARA&COMPANY、GENKYDRUGSTORESをスイングトレードしました。
▼【株式】 岩塚製菓(2221)
以前購入していた銘柄です。なかなか思うように株価が上昇しなかったので、他の銘柄に乗り換える趣旨で微益撤退しました。キャピタルゲイン狙いのポイント投資ではなく、配当&株主優待目当てであれば中長期保有もいいと思います。
▼【株式】 TAKARA&COMPANY(7921)
株主優待の権利確定日に向けた上昇を狙って購入。1~2カ月は保有する予定でしたが、短期間で大きく株価が上昇して大陽線が出たので、安全策で利益確定しました。短期間で+8.16%となり、満足のスイングトレードでした。
▼【株式】 GENKYDRUGSTORES(9267)
こちらも株主優待の権利確定日に向けて株価が上がる可能性があると考えて購入しました。ただし、3月下旬に大陰線が出て、株式市場全体のムードも悪かったので、安全第一でクローズしました。
▼【投信】楽天みらいファンド
先月購入したバランス型投信です。投資信託は原則としてバイ&ホールドする方針ですが、今月はNASDAQ銘柄が一時大きく崩れたので、今後の期待値としては世界全体のバランス型ファンドである楽天みらいファンドより、リバウンドを期待できると考えて、他の投信にスイッチングしました。
買った銘柄
これまで言及した銘柄の他、以下の銘柄に新規で投資しました。
▼【株式】キャンドゥ(2698)
5月末が権利確定日の銘柄で、そこに向けた株価上昇を期待して買いました。できる限り利は伸ばしつつも、途中で崩れる局面があったら安全第一でクローズする方針です。
▼【ETF】上場米国株式(1547)
楽天ポイント投資では、S&P500指数に連動する商品を持っていないことにふと気が付きました。世界を代表する大投資家であるウォーレン・バフェット氏も、S&P500への投資には好意的なスタンスであり、今後も無難な株価上昇を期待できると考えて購入しました。
▼【投信】楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天SPUの+1倍のために、500ポイントで投信を購入するのが毎月の定例作業となっており、3月は久しぶりに「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を購入しました。CRSP USトータル・マーケット・インデックス(円換算ベース)に連動する投資成果を目指しており、組入上位銘柄はApple、マイクロソフト、Amazon、フェイスブック、テスラ、アルファベット(Google)、ジョンソン&ジョンソン、バークシャー・ハサウェイ、JPモルガン・チェースです。
楽天みらいファンドを売却した金額のスイッチング先は2つで、半分はこの投信を購入。米国上場の10企業に集中投資しているユニークな投資信託です。ボラティリティが高い傾向にあり、ポートフォリオのスパイスとしては面白い投資信託だと考えています。
▼【投信】iFreeNEXT NASDAQ100インデックス
楽天みらいファンドの売却代金の残り半分は、米国NASDAQ市場で最も知名度が高い株価指数に連動する投信を買いました。足元では米国の長期金利上昇を受けてNASDAQ市場が軟調になっていますが、2009年3月~2021年2月の月次データ(総月数143カ月)では、金利上昇とグロース株の相関は明確ではありません。
米国NASDAQ上場企業の多くは事業内容が金利敏感ではないので、バリュー株やコロナ禍悪影響銘柄のリバウンド狙いへの資金シフトが一巡したら、再上昇に向かうと考えています。
2021年3月にゲットした楽天ポイントは「7,807ポイント」!
楽天グループ利用で+1倍キャンペーンで3,000ポイントをGET!
楽天カードにおいて開催されていた「楽天グループ利用で+1倍キャンペーン」に参加しました。この恩恵を享受でき、なんと3,000円相当のまとまったポイントをゲットできました。
また、楽天カードのショッピングポイントとして1,594ポイントを獲得。これは基本ポイントなので、楽天証券でのポイント投資にフル活用できます。
その他、楽天ペイでは171ポイント、Super Point Screenで140ポイント、楽天koboで116ポイント、楽天チェックで84ポイント、楽天銀行で46ポイント、楽天リワードで34ポイントと細かく積み重ねた結果、今月は合計で7,807ポイントを獲得できました。
「塵も積もれば山となる」という言葉は本当にそのとおりだと思いますので、楽天グループの各種サービスをフル活用していくと、着実な資産形成に役立ちます。
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