More Than A Feeling

 中央銀行の金融政策の今年の注目ワードは「緩和縮小」。米国の経済指標は、足許のもたつきはあっても、4月以降は目覚ましく改善するという予想が増えています。同時にインフレも急上昇へ。

 インフレ一時的なのか?目の前で物価がどんどん上がっていっても、これはすぐに下がるよ、なんて笑ってすませられるか。その時になってみないとわからない。 

 パウエル議長は「経済が回復すると考えられる多くの理由が存在する」として、米経済の先行きに自信を示しています。世界のコロナ感染者の1/4が米国に集中している時こそ明るい見通しを示すことが、実際の政策以上に大事なのかもしれない。今日は日銀会合。黒田総裁は国民を勇気づけるようなメッセージを伝えてくれるでしょうか。期待したいです。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成