令和で「飛躍の10年」に

 令和に入り、世界はコロナショックに見舞われました。2020年4~6月の世界景気は「戦後最悪の落ち込み」となりました。それでもワクチンが一定の効果を発揮すれば、2021年の後半にはコロナが収束に向かう期待が出ています。

 コロナ変異種の拡大もあり、いつまでにコロナが終息するか見通せない状況ですが、20~30年の長いタームで見ると、コロナショックですら後から振り返って「一時的なショック」とレビューされることになると考えています。その「一時的」が1年なのか2年なのか、現時点では明確にわかりません。ただ、いずれ人類はコロナを克服し、世界経済を正常化に向かわせると思います。

 私は、令和に入って最初の10年、平成の構造改革の結実によって、日本株がさらに飛躍する時期になると予想しています。