ステップ4:投資口座の選択

 4つ目のステップは投資口座の開設になる。

「証券会社選び」と「NISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)口座を同時開設するか」の2つの視点がある。

 順番をいえば

第1候補「iDeCo」
第2候補「つみたてNISA」

 でいいだろう。

 ただし、iDeCoは中途解約が原則不可であること、働き方によっては加入できない人がいる。この条件が引っかかった場合は、つみたてNISAでいいだろう。

 ただし、30代は「老後のための解約しない積立投資口座」を持っておきたい年齢なので、あえて解約不可を逆手にとって積立投資をするのもいい。

 つみたてNISAについては年40万円の非課税投資枠があるので、月約3.3万円の積み立てにあたる。こちらは解約が可能なので、5~10年後くらいに資金ニーズがある場合は解約することができる。

 金融機関によって、iDeCoおよびつみたてNISAの取扱商品のリストが異なるので、比較検討サイトなどで絞り込んでみるといいだろう。もちろん、楽天証券もどちらも取り扱いをしている。

 原則として、NISA口座を開設する人は証券口座も持っておく必要がある(解約時あるいは満期時に移管を行うため)。

 なお、積立金額がたくさん確保できている場合は「iDeCo+つみたてNISA」で同時開設しても、もちろんかまわない。