今週の指標:ドル/円
今週は、ドルの上値は重い展開が想定されます。目先的には、10-12月期のユーロGDP(国内総生産)が低調だったことで、ユーロ売り・ドル買いが観測され、これが円売り・ドル買いにつながりました。また、追加の経済対策法案の成立へ向けて、長期金利が上昇すればドル買い要因となります。ただし、パウエル議長の講演があり、この中で中長期の低金利が示されれば、ドル買い・円売りは縮小する可能性があります。また、105円台後半から106円台のゾーンは、まとまったドル売り注文が観測されているということですので、一段のドル買い・円売りは限定的となります。