3397 トリドールホールディングス 東証1部

2月10日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業利益+0.3%の87.6億円、経常利益+5.7%の85.8億円の小幅の増収・増益見通し。

同社はうどん店「丸亀製麺」を中心に外食業を国内外で展開。2025年に世界外食企業トップ10入りを目指す。

過去1~2年のチャートの動きは、2015年9月29日の1,376円を安値に小さな三角保ち合いを上放れして、短期の上昇トレンド(A)となるが、2016年2月2日の2,590円が当面の天井となりました。ここから(1)→(2)→(3)と順下げの三尊天井となって5月2日の1,890円まで下げ、1月21日の1,877円に対する2点底となって反発に転じ、7月6日には3,300円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)となって、この中で9月5日の2,120円まで下落し、10月26日の2,712円まで戻しました。その後、下降トレンド(B)にアタマを抑えられ、12月5日の2,315円まで下げて反発し、下降トレンド(B)を横にぬけて12月28日に2,627円まで戻しました。ここから今年の2月27日の2,302円まで下げて上値を切り下げる直角三角形の保ち合い(C)となり、3月29日に2,471円で買転換で上放れの形となっています。

トリドールホールディングス

 

 

9065 山九 東証1部

1月30日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業利益+6.9%の260億円、経常利益+28.0%の265億円の増収・増益の見通し。

2013年9月2日の296円を安値に上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2015年8月5日の714円を当面のピークとし、10月30日の692円を2番天井にして下落に転じ、12月15日の570円まで下げて12月30日の624円まで自律反発したあと、下降トレンド(B)入りとなりました。この中で2016年4月8日の447円まで下げて底打ちとなり、上昇トレンド(C)へ移行し、10月27日の574円を安値に一段高となるものの、上昇トレンド(A)にアタマを抑えられ、今年の1月5日の736円、2月2日の732円、3月2日の744円と三尊天井となったあと、3月30日に684円で短期の売転換となっています。

山九

 

 

4186 東京応化工業 東証1部

2月1日発表。2017年3月期決算予想は、前年同期比で営業利益-24.4%の94億円、経常利益-25.9%の94億円の減収・減益の見通し。

2014年5月12日の2,092円を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2015年3月18日の4,360円の高値をつけました。ここをピークに下降トレンド(B)入りとなり、この中で2016年6月29日の2,890円で底打ちとなりました。この2,890円を安値に上昇トレンド(C)となって、下降トレンド(B)を上にぬけ、今年の1月26日には4,180円の戻り高値をつけました。ここからの反落で2月6日に3,515円をつけてもみあうものの、上昇トレンド(C)を切って3月30日に3,780円をつけたあと、4月4日に3,480円で売転換となり、直近の安値2月6日の3,515円を切っています。大きな下げを待ってリバウンド狙いとなりそうです。

東京応化工業

 

 

2109 三井製糖 東証1部

1月31日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益-18.0%の45億円、経常利益-14.0%の110億円の減収・減益予想。

2012年11月12日の1,220円(244円)を安値にアベノミクス相場にサポートされ、上昇トレンド(A)→上昇トレンド(B)のチャートとなっています。2013年10月8日の1,495円(299円)を安値とする上昇トレンド(B)の中で、2015年11月25日の2,825円(565円)の高値をつけ、ここから2016年1月22日の2,285円(457円)まで押し目を入れたあとは、ボックス相場(C)へ移行となりました。このボックス相場の中で、2016年1月22日の2,285円、11月9日の2,255円とダブル底となって反発し、今年の3月21日に2,826円まで上昇して、2015年11月25日の2,825円に対するダブル天井となったあと、3月31日に2,709円で売転換となっています。ボックスの上限から下限に向かう動きが想定されます。

三井製糖

 

 

5334 日本特殊陶業 東証1部

1月30日発表。2017年3月期予想は、前年同期比で営業利益-28.9%の471億円、経常利益-31.3%の443億円の減収・減益の見通し。

2015年12月2日の3,595円をピークに下降トレンド(A)を形成し、この中で2016年7月8日の1,391円で底打ちとなって、上昇トレンド(B)に転換しました。この上昇トレンド(B)の中で12月16日の2,835円の戻り高値をつけたあと、今年の1月18日の2,368円、2月6日の2,428円と2番底をつけ、ここから反発するものの、3月10日の2,794円の戻りの2番天井となりました。この2番天井からの下げで上昇トレンド(B)を下に切る売転換となっています。1月18日の2,368円を終値で切るとさらに大きな下げが想定される形となり、リバウンド狙いの待ち伏せ買いとなりそうです。

日本特殊陶業