出遅れていた中小型株に投資マネーが流入
一方、国内の新興中小型企業で構成される東証マザーズ指数の堅調をけん引する銘柄群にも注目です。東証マザーズ指数とは、東京証券取引所・マザーズに上場されている約322社の時価総額加重平均指数です。
図表3は、2018年初以降の東証マザーズ指数とTOPIXの推移を示したものです。本年度、東証マザーズ指数はTOPIXよりも優勢に推移し、10月には2006年8月以来14年ぶり高値に到達する強気トレンドを形成しています。
<図表3>東証マザーズ指数は約14年ぶり高値を更新
東証マザーズ指数は6月、2018年12月以来約1年半ぶりに1,000ポイントの大台を回復。本年度は、出遅れ感があった新興中小型株に投資マネーが回帰する動きが強まりました。